2016年12月31日(土)
ヒューストン・アップタウン地区の圧巻な飾り付け
ヒューストンでたまたま通った道でものすごいクリスマスのイルミネーションをみかけました。いわゆるアップタウン地区で裕福な人が住む地域かと思われますが、この辺りはその中でもトップ層が住む所ではないかと。場所はRiver Oaks Blvd.だったかと思います。ゴルフ場の近くでした。
装飾された木々がきれい
家も立派だが、家前に飾られているクリミ割人形が人間より大きいのでは?
これだけでも圧巻だが、さらにすごかった家はここ。家もすごいが飾り付けも半端ない。
サンタクロースにトナカイが入れば、クリスマスツリーにプレゼントもある。光も点灯して、さらにBGM付き。
VIDEO
この界隈自分らが見学した夜遅くでもかなりの数の見学客がいました。公の家なのか、それとも個人の家だかわからず一人に話しを聞いたら付近はお金持ちが住む所で有名らしく、さらにそこに住む人たちで作る組合でクリスマスはきれいに装飾しようと申し合いがあるためこうなっているとか。
お金を持っている人のやることはすごい。
2016年12月30日(金)
ヒューストンのガレリアモールのクリスマスツリー
アフタークリスマスのセールでもやってるかと思い、ヒューストンのガレリア・モールに行きました。セール自体やってはいましたが、自分が買いたいものは特になかったのでぼーっと周りの風景を眺めていました。
モールの中のアイスリンク
クリスマスは終わっていますが、ツリーがまだ飾られていました。恐らく新年まではこのままでしょう。観ているだけで癒やされます。
こんな大きな木、どこから搬入したんでしょう?
いつ来てもここはキレイですが、クリスマスの時期はさらにキレイです。
2016年12月28日(水)
D社社長辞任について私感
新聞などで既報の通り大手広告代理店D社の社長が辞意を表明しました。責任の所在という言葉はわかりますが、これで問題の根本的な解決になるとは思えません。対外的対策として本社10時消灯とか鬼十則を手帳から削除した、とかしたようですが、新聞が取り上げるまでもなく効果あるとは考えられません。言葉は悪いですが、D社の社員は賢いでしょうから質を落とすことなく、方法を変えるだけでしょう。
自分が考える環境の改善が必要な部分は「指示を受けて」やらさられる人たち。人から教わって仕事している時期は自分で時間や仕事を管理も出来ず、これほどつらいことはありません。確かに効率のなさを時間でカバーする時期でもありますが、どう達成していいかわからないのならいくら時間をかけても無駄です。方法論を探し出すのも成長の過程かも知れませんが、使う側もその解を持ち合わせてなくて具体的な指示が出せてないってことありませんか?この場合は会社の人事、組織の問題かと思うんですが、それでも社長が辞めれば解決するんですかね。
一方で一律消灯とか、労働時間は何時間という規則はどうなのと。多くの給料をもらって出来る人、やらなきゃいけない人はこんな枠に縛り付けたらだめだと思うんです。自己管理も含めてそれが出来る人が組織で上にたって高給取りになっているんでしょうから、良くも悪くも自由にやらせるべきかと。防ぐべきことは、会社だから組織だからと言ってこのように働かないと行けない人とまだその段階でない部下が同様に働くことを強制することじゃないかと。それでもこれって社長だけの責任なんでしょうかね。
もう終わった話だからいいかと思うのですがその社長、大学部活の先輩というか現役時のヘッドコーチだった人なので知る人です。でも彼を弁護するつもりでこんなことを書いているわけではないです。もっとも鬼十則は営業の心得として当たり前のことが書いてあるだけじゃんと思いますけどね。個人的に問題の本質はどこかなと思案しているだけです。ただ一方で自分自身、日本で同様な社会人経験をしてどんな理由であれ4年弱で辞めているわけですから、批判する立場になくヨタ話の域を超えないことも十分にわかっていますが、日本を離れて年をとると色々なことを考えてみたくなるのです。
お許しいただければ。
2016年12月27日(火)
クリスマスの次は正月ではなくマルディグラ
クリスマスが終わり、少しずつホリデーシーズンも終わりに近づいています。あぁなんかふわふわする楽しい季節も終わったなぁと思っていたら、それが間違いであることがウォールマートでわかりました。まだ自分がルイジアナに馴染んでいないことを痛感しました。
入り口入るとじゃーん!
バドワイザーによる粋な図らないです。
マルディグラをすっかり忘れていました。来年はいつかなと調べたら、2/28だそうです。今年のそれと比べると少し遅いです。ニューオリンズのパレードはいつから始まるかなぁと思って調べたら1月6日からでした。
2017 Mardi Gras Parade Schedule
お正月を祝う習慣はあまりありませんが、こちらは世界3大カーニバルの一つであるぐらい、大騒ぎをするお祭り。しばらくルイジアナでは狂騒曲が流れていそうです。
2016年12月26日(月)
車のメジャーメンテナンスをしてもらった
朝7時に地元のトヨタのディーラーに車を持って行き、色々と点検してもらいました。別に普段の走りに問題があるわけではありませんが、距離もかなりいっているので今回は一番念入りな(と思われる)major maintenance をしてもらいました。
距離だけでなく年式でも10年以上経っているので何もかも以前と同じとはいきませんが、故障なく安定して乗るためにせめて1年に1度は健康診断を受けてもらおうと思った次第です。日本のときと違い基本毎日車に乗りますし、走行距離も長いですから。
備忘録のため点検したり、交換してもらった箇所は以下の通り。
Flush fuel injectors
Flush throttle body
Oil and filter change
Tire rotation
その他Quality inspection/health check/Alignment Check
洗車
1日レンタカーもついてきて、借りた車は2017年のカムリでした。新しいクルマは気持ちよくどこかドライブに行こうかと思っていたら、こういう時に限ってすぐに電話がかかってきて強くスパークプラグの交換を勧めるとのこと。値段を聞いてまぁいいか、と思ってやってもらうことに。
さてどこ行こう?とちょっと考えていたら「取りに来て」という電話が。何故かこういう時に限って作業は早く終るのは何故だろう?
すぐディーラーに戻って話を聞きましたが、交換したスパークプラグ以外は何も問題ないとのこと。まぁ全てを鵜呑みにすることは出来ませんが、ディーラーのメカニックが点検したんだから、それなりに信頼してもいいんでしょう。
因みにお値段は$299 + Taxでした。これが高いか安いかは色々な意見があると思いますが、実質車検のない州で車検をやっていると思えば安心料として相応のものだという認識です。
勿論どんなサービスでもディーラーに頼むと割高ですが、その分いいメカニックに当たる可能性が高いという希望と期待が含まれています。
Hampton Toyota: Toyota Dealership Lafayette LA
2016年12月25日(日)
今日も冷房を入れた@クリスマス in ルイジアナ州ラフィエット
どこも開いていない(正確にはアジア系のレストランとスタバは開いていたが)のを知っていたので、非常に自堕落なクリスマスとなってしまいました。部屋で何するわけでもなくだらだら。気づいたら夜でした。
文献も印刷したけど読まず、夜からボケーっとTVでフットボールをみたらいつの間にか夜半過ぎていました。日本でいう寝正月みたいな感じです。反省。
さて今日も非常に暖かい日で80Fを超え、昨年記録したこの都市(Lafayette, LA)のクリスマスでの最高気温に匹敵したそうです。半袖短パンで外をウロウロしても全く問題ありませんでした。季節感全くなしです。
天気予報によるとこの気候は今週木曜日ぐらいまで続くものの金曜日は最高気温が60Fぐらいの予想で平年並みに戻るそうです。年始年末はいつもどおり寒くなると言うことになるんでしょうか。
湿気も高いため冷房入れてますが、冬はもう少し涼しいほうが個人的に好きです。
Spring is Sticking Around a Few More Days
2016年12月24日(土)
La MadeleineでBeef Bourguignonを食す
クリスマスイブとは思えない暖かい日々が続いています。暖かいというよりは暑く、部屋でも車の運転中でも冷房を入れています。気温にして80F、摂氏で27~28℃ぐらいでしょうか。これじゃサンタさんも薄着しないと汗びっしょりになっちゃいます。
午後は大学で普通に仕事しました。誰もいないので静かで集中出来ます。休み明けに締め切りのグラントを書き始めました。クリスマス休暇に仕事したくないから、このグラントは出さないと決断してくれる人がたくさんいることを祈っています。サンタさんよろしく。プレゼントは来年から再来年に使えるグラントがいいです。
夜はスタバでほっと一息中。クリスマスイブでも9時まで、明日も朝6時から開店しているそうです。クリスマスは家族とすごすのが一般的かと思うのですが、田舎でもこういう多様性があるのはありがたいことです。3年前ぐらいにこの時期訪れたNYCでもスタバとミュージカルは開いていて、すごい混雑していたことを思い出しました。
サンタさんからプレゼントもらえるようもう少し仕事して寝ることにします。皆さん、楽しいクリスマスをお迎え下さい。
2016年12月23日(金)
La MadeleineでBeef Bourguignonを食す
今晩は記念日だったので外食することにし、自分が好きなLa Madeleineに行きました。以前にもブログに書いた場所でルイジアナやテキサスにたくさんあるチェーン店ですが、良心的な価格で安心しておいしいものが食べられるので、気に入っています。
La Madeleine: Country French Café
2207-I Kaliste Saloom Road, Lafayette, LA 70508
今晩はBeef Bourguignonにしました。マッシュポテトの上にお肉や野菜がのり、デミグラスソースがかけられている一品です。
食レポ出来るほど語彙がないのですが、美味しいかったです。ここはパンとジャムが取り放題のこともあり量が足りない時は埋め合わせることが出来るのですが、それも必要もなくボリューム満点でした。
しかし何度も来ているせいか完全に店員さん(厨房の人)に顔覚えられたな。出る時も奥から「また来てね、メリークリスマス」って言われたし。
2016年12月22日(木)
テキサス州の国立公園を下調べ
年始に締め切りの研究費用申請があるが、2泊3日ぐらい休み取ってどこかに遊びに行けないかと思案中。調べるとテキサスにもナショナル・パークがあった。
どちらもテキサス西部にありうちからは遠いが、まだビッグベンドの方が近そう。従ってビッグベンド国立公園の情報を集めることにした。グランドキャニオンほどではないけれど、メキシコとの国境沿いに渓谷があるとのこと。
黒く書いた線は国境、実際はリオ・グランデ川。
夏は暑いらしくむしろ秋から春(11月から4月)がシーズンらしい。元々場所的に空港から遠く行きづらいため混み合う公園ではないらしいが、それでも3連休やサンクスギビング/クリスマス休暇には混むとのこと。実際公園内に泊まれるロッジを調べたら、すでに12月は予約が埋まっていた。
The Chisos Mountains Lodge
ちなみにこの公園の北側のゲートとなる小さな街、Marathon(マラソン?)にゲージホテル というホテルがあるが、そこもだめ。1週間前の予約じゃ遅すぎるようです。
調べたところそこそこのホテル(e.g. Holiday Inn Expressクラス)があって比較的公園に近く、しかもまだ予約を取れそうな所はAlpineかFt. Stocktonでした。公園まで時間にして1時間半から2時間ぐらいかかりそうですが、やむを得ない状況でしょうか。
基本的な情報としては:
公園のゲートは24時間開いているけれど、ビジターセンターはだいたい午後4時か5時(Panther Junctionのみ)まで。
コンセッション(ご飯とか飲み物)は午後8時ぐらいまで。
入場料は普通の車で2016年12月現在25ドル(7日間有効)。
アメリカ国内だけど公園から州内の道路に戻る途中審査あり。アメリカ国民でない限りパスポート及び入国に必要な書類が必要。
国境を超えて置いてある道端でのメキシコのお土産を買うのは違法で捕まる。
でしょうか。以下、参考にした日本語のサイトです。参考までに。
比較的新しい情報を集めましたが、最新の情報はやっぱりBig BendのHPを直接読んだ方が確実なのは言うまでもありません。ただパスポート持って来い、とはそこに書いてなかった気がするなぁ。
さてどうするか、結構遠いし、行けるかなぁ。妄想。
2016年12月21日(水)
トレーダージョーズのミステリーバッグ、今年2つ目を買った
先週末あらたに買ってきたトレーダージョーズの2016ミステリーバッグを開けました。今度は何が入っているでしょう?
うっ、また持っているものと被ってるものがある。左は2016年の新作、真ん中はニュージャージー、一番右はNAPAって書いてあるので北カルフォルニアですかね。被ってしまったのは最後のNapaです。
当方前回買った時にかぶったサンタモニカ、そしてナパが複数あります。どなたかよかったら交換して下さい。左下ウェブメールよりご連絡いただけると大変有り難いです。
2016年12月20日(火)
Snugg製iPad Pro 12.9用のキーボード、カバーを検証する
以前のブログに書いた通りiPad Proをどう使うか思案していましたが、キーボードを買ってラップトップ風に使うことが一番に自分のニーズに適していると考え、Snugg製のキーボードカバーを購入しました。結論から言うとキーボードカバーそのものは値段から考えた場合(約39.99ドル)、十分と思います。問題はiOSの使いづらさとカバーそのものの重さ(3 lb)でしょうか。
実際に来た商品はこちらでした。キーボードをはめ込む作業はスムーズでした。キーボードは付属のUSBケーブルで使用前に3時間は充電する必要があります。
薄さそのものはこのぐらいで、確かに各穴はiPadにフィットしていました。
カバーそのものはプラスチックで、カバーを開ける時は丁寧に開けないとヒンジになっている部分が壊れそうです。
キーボードはこんな感じ。厳密に言うとSnuggのサイトに掲載されていた写真と少し違いますが、大した違いではないです。ブルートゥース経由でのiPadの認識もすぐに出来ました。
キータッチはプラスチックのため軽く感じますが、値段相応かと。iPad Proとブルートゥースでの接続は今のところ切れたりすることはまだないです。タイプする感覚も微妙に遅い気がしますが、実用面でそれほど問題ないかと思います。
画面は問題なく傾斜出来、固定出来ます。この点は快適。
使いたければひっくり返して折りたためますが、自分はこういう使い方と想定していません。アップルペンシル持っていませんし、購入予定もありません。このやり方をメインにしたければ普通のカバーを購入すればいいだけのこと。ただこのカバー、アップルペンシルを収納出来るようにもなっています。
アップル純正と比べた場合、値段を考えたらこのキーボードで十分なのではと思います。問題は確かに重いです。ずっしりラップトップな感じです。
ただアメリカの田舎のため車での移動がメインなので目を瞑れるかなと。あと自分が抱えるジレンマはiOSの使い勝手で、カバーやキーボードには関係ないです。
この重さも含めてSnuggのHPに記述されてることで虚偽と思われることは何もなく、良心的かと思います。
ただ自分の場合、Windowsが動くSurface Proが欲しいかな。
車でラフィエットから40分弱のニューイベリアにある研究施設にミーティングに行ってきました。普段なかなか顔を突き合わせて話をする機会のない人々と話が出来て、実りある会になりました。これでようやく1つのプロジェクトが動くかな。
その後次のグラントのネタづくりのため、自分のオフィスに戻って論文をかき集めました。自分の分野からはちょっとというかかなりかけ離れていますが、自分が出せるグラントは出しておきたいので、がんばっています。しかしスイカがフルーツではなく、野菜だとは知らなかった。
iPad Proのキーボード件カバーが届いて使い始めましたが、どうも使いづらいです。iOSに慣れないといけません。マウスが欲しいです。
2016年12月18日(日)
ヒューストンのShake Shack
お正月の買い出しをしようとヒューストンに出かけ、大きなモールであるガラリアに立ち寄りました。すると知らないうちにここにもハンバーガーチェーンのシェイク・シャックが出店していました。場所はウェスティンホテルの横、バレットーパーキング入り口です。それともチーズケーキファクトリーに廊下を隔てた対面と行った方がわかりやすいでしょうか。
Shake Shack Houston
5015 Westheimer Road, Space #A2411, Houston, TX 77056
モール室内からの入り口
それほど並んでなくて快適
メニュー
テキサスにはオースチンにあったので、何でヒューストンにないんだろう?と思っていましたが出来ましたね。実際のオープンは今年の11月だったそうです。
全く調べないで行き慌てて買ったのでわかりませんでしたが、Lockhart Link Burgerがテキサスだけで食べられるバーガーのようです。
次回頼もう。
2016年12月17日(土)
バトンルージュのPerkins Roweというモールへ
先日バトンルージュのPerkins Roweに友人に会いに行ってきました。
Perkins Rowe
10202 Perkins Rowe, Baton Rouge, LA 70810
馬車が走っていた
モール・オブ・ルイジアナにはないお店があるところで、J Crewなどがお目当てです。ラフィエットにそれのファクトリーショップ(=アウトレット)はあっても、本ちゃんのお店がないのです。全店40%のセールをやっていましたが、サイズが在庫似合わなかったりと何も買わずじまいでした。
最後にクリスマスツリーを観て癒やされて帰ってきました。
クリスマスが近いので駐車場を含めて大混雑でした。
今学期最後の行事、卒業式が行われました。今回は自分が教えた学生が卒業するので出席するのはもっともだろう、と自分に言い聞かせて出かけました。朝一番で学部のそれに出席したあと、11時から全体のそれにも出席しました。
新しくなったケージャンドームにて
確かにきれいになっていた
壁もペイントされ直していた
普段はこういう式、日本語でも眠くなるのに英語だとさらに睡眠導入効果抜群でなかなかその戦いに勝てないのですが、今日はいい話のお影で全く心配無用でした。
うちの大学(正確には自分の学部)卒業生で、Red'sという地域でも大きなジムを開いているRed Lerilleさんが名誉博士号を授与されたのですが、そこでの受賞スピーチ。卒業生は姿勢を正して聞いていたことを希望します。
彼のジムRed's
お幾つかどうかわかりませんが、1960年にミス・アメリカ/ユニバース(ボディービルディング)なのでもう70を超えているでしょうか。仕事に対する情熱とそれを実現するための準備というか、日頃の身体の鍛錬についての話でしたが、それが圧巻。
今でも毎朝2時半に起きてジムに行き、走ったりバイクこいだり色々と3時間トレーニングした後、朝食食べて朝8時から夜9時近くまで働いているとのこと。淡々と手短に話していましたが、非常に力強いメッセージでした。流石にどんな分野でも世界を取る人は違います。
言い訳で「ベストを尽くした」といいたくなることは多々ありますが、若者だけでなく自分への戒めもこめて心に刻んでおこうと思います。
2016年12月14日(水)
2016年秋、学期末の学部全体会議
自分が所属する学部全体の会議が朝からあった。結構な人数の人が集まって会議をし、色々な報告やら申し送り事項を発表していくのだが、自分にあまり関係のないことが多い。そもそも自分の背景からしてこの学部に在籍していること自体、他の人から見れば何で?と思われなくもないので当たり前なのだが、一方で職をもらって働かせてもらっていることに関しては大変感謝しているので、黙ってきちんと聞いていた。ものすごい頑張って寝ませんでしたよ。
その後クリスマスランチ。ジャンバラヤやポーボーイ、サラダにデザートと豪華でした。財源確保に苦労していても、アメリカ人はクリスマスには財布がゆるくなるんだな、とあらためて感心しました。彼らの神様のお誕生日だもん、祝わなくてはいけませんね。某大学に在籍した時、12月3日がフランシスコ・ザビエルが亡くなった日のため毎年休校だったのでこの日付も覚えていますが、さて仏様の記念日はいつ何でしょうか?(調べたところ4月8日生まれだそうです)。
気づいたら自分が先日注文したiPad Proのカバーもクリスマスセールが始まってさらに割り引かれていました。何だ、割引率が高い。未だ郵送手続きもされていないので、割り引いてくれればいいのに。
2016年12月12日(月)
大学の成績や給料、出席などの管理システムの話
今日が大学に生徒の成績を提出する期限でした。この学期末に卒業する子もいるので、期末テスト後速やかに採点せよ、というのはわかる気がしますが、自分の場合期末テストが論述式、それ以外にタームペーパーも全ての授業で課しているので、ここ1週間は採点のために相当な負荷がかかります。ただでさえ英語で面倒なのに、さらに回答がつまらないと眠くなります。ペーパーを読んで自分の指導力のなさを痛感し、来年以降同じ科目を担当したらどうしたら改善出来るだろうと考える時期でもあります。
うちの大学は去年頃から大学全体で新しいコンピュータソフトのシステムを導入しています。ハードウェアを変えたかどうかはわかりませんが、以前のシステムはテキストベースのGUIだったので、恐らくハードもアップグレード(というか安価なウィンドーズベースのサーバとみた)したんでしょう。Bannerといいます。
Banner by Ellucian
自分も以前はコンピュータ会社で営業やって、このようなERPパッケージも提案しては売ったことはありますが、ここまで無責任で売ったことはないです。フレキシビリティが高い、と言えば聞こえはいいですが、大学側が作り込むというか設定するというか詳細はわかりませんが、導入してもすぐに運用出来るものとは思えません。それなのにここの大学のITのレベルが低いせいかテスト期間、移行期間もまともに取らずに強引に導入し、ユーザに多大な負担をかけています。生徒から文句を受けるのは教員でITの担当者じゃないので、彼らにとっては痛くも痒くもないんでしょうが、そのような業界に少しでも身をおいたことがある人間としては、この程度のシステム完成度で本番移行した彼らの判断が信じられません。
もっともこれがアメリカンスタンダードなんでしょう。完璧なものを最初から求めず、運用しながら少しずつ改善させていく。ユーザーも怒りながらもどこかでまぁこんなもんかと許容する姿勢。実は自分も少し見習ってもいいのかもしれません。
2016年12月11日(日)
iPad proのキーボード決定
今週末悩んで色々と比較したけど、結局最初にいいなと思ったSnugg iPad Pro Black Bluetooth Keyboard Caseにしました。重いけど日本と違ってこちらは車で移動がほどんと。出張するにしても多くないのでちょっと我慢すればいいかなぁと思いました。ブルートゥースのキーボードが切れやすい、というのは心配でしたが、スマートコネクタは今後もう少し色々とサードパーティから出ることを期待して、見送りました。どうしても買いたければその時に買えばいいでしょう。キーボード離脱式もいいかと思いましたが、そもそも12.9インチはでかいし、ラップトップのように使いたかったしで、眼をつぶることにしました。
ということで早速注文。ネットで調べたら10%のクーポンが出てきたのでさらに4ドル引き、36ドルで注文出来ました。これで普通に使えたら上出来、だめでもカバーと動画鑑賞用にモニター角度をつけられるプラットフォームになってもらえれば投資には最低限見合うかなと。
到着してまた使いだしたらレポートします。
2016年12月10日(土)
ラフェエット周辺でベニエを食べる
ここのところベニエとチコリコーヒーのカフェオレがマイブームになっていますが、毎回ニューオリンズ方面に行くには骨が折れます。このあたりでも食べられないかなと思って探したところ、近くにあったので行ってみました。
The Coffee Depot
902 St Mary St, Scott, LA 70583
住所的にはスコットという隣町ですが、ラフィエットからすぐ近くで、I-10の出口 からも近いです。気をつけることは朝食、昼食のお店なので営業時間が午後2時ということでしょうか。仕事の帰りに立ち寄ることは出来ません。
お店は線路のすぐ近くあります。
中はこんな感じ、クリスマスツリーが飾られていました。
今も近くに列車が通っていますが、店内にもジオラマが。
さっそくベニエとカフェオレを頼んでみました。ここは一般的なベニエ(3個)の他にbeignet biteという小さいものあり、今回は両方注文してみました。写真で見るように一口サイズのベニエでした。
これでもお腹が減っていたので昼食を取ることにしました。お約束のガンボです。今回はチキンソーセージのガンボでした。辛くない代わりにちょっと汁だくなガンボだったかな。お店で食べるというよりはおうちで食べるガンボでした。
場所柄お財布にも優しく、のんびりくつろげる場所でした。観光客がなかなか来られる場所ではありませんが、機会があれば是非。
オススメです。
2016年12月9日(金)
ipad pro 12.9のカバーとキーボード
とある学会に出席した時のこと、最後のドアプライズでなんとiPad Pro(12.9インチ)が当たりました。しかしここ20年はすっかりWindowsばかりを使っていて、このiPadも映画やTVを観る以外どうやって使っていいか分からず、放置していました。
上司からアップルペンシルを借りて手書きを試してみました。確かにスムーズに書けてあれば便利ですが、メモのための鉛筆に100ドル近くかける理由は見つかりませんでした。PDFで論文を取り込んで読みながら手書きで書き込めば紙の大幅節約になりますが、この金額の投資に見合うお給料をまだいただいておりません。慣れかも知れませんが、紙とペンの方が自分にとってはまだ効率的です。
それならばとせめて出張ではなく外でお茶をするときに手軽に持っていけないか、と考えました。よくラップトップを持ち出しますが、家で固定で使っているので電源やケーブルを毎回はずすのは意外と面倒なのです。そこでキーボードとカバーを探しました。勿論アップル純正のスマートキーボードがいいんでしょうが、本体もらったのにアクセサリに約150ドルも投資したくありません。幾つか探しましたがブルートゥースとスマートコネクター経由で接続するタイプがあるようです。
検討中のもの:
アップル純正よりは安いですが、どれがいいんだか迷います。そもそもブルートゥース経由でキーボードやマウスって使ったことないのですが、どれほど切れるんでしょか?結構不便、という報告がネットで上がっているのですが、最近のものはどうなんでしょう?
個人的にはSnuggのごついやつで40ドルならいいかと思うのですが、重量確認したら自分の今のラップトップと同じ。これは重すぎてポータブルじゃないなぁと躊躇しています。使う頻度がそれほど高いと思えないので最低限動いてくれればと思うのですが、手にとって見れないので不安です。
悩みます。
2016年12月7日(水)
アスレチックス主宰の朝食会に参加
アメリカの大学で体育会のチームでスポーツをやると、奨学金だけでなく学業についてもサポートがつく。忙しいスケジュールの中、成績も維持しないと試合に参加できなくなるから、大学としてもコーチとしても(例えそれが建前としても)文武両道が求められる。
教える方としては学期中に彼らのカウンセラーから彼らが授業に出席しているかとか、成績は大丈夫そうか、という連絡を受けては答えることになるが、実は大して時間を使うことではない。
ところが今日、わざわざその体育会事務局が先生ありがとう朝食会を開いてくれて自分も招待されたので行って来た。
結論から言うと用事がある方以外、ヘッドコーチが全員参加していて驚いた。お達しでもあったんだろうか?途中わざわざ向こうから来ては挨拶してきた。
たまたま自分の授業に選手がいるだけで大したことないのになぁと思うけど、向こうがニコニコしながら話しかけてくる。向こうにとっては学業成績悪くて選手が出場停止食らうのはチームの成績にも響くし自分の給料と雇用にも響くから、多少生徒の出来が悪くても穏便にお願いします、ということなんだろうか?もしそうならコーチもお気の毒に、と思う。
最後にドアプライズまであってチームグッズなどお土産すらもらってきた。自分の仕事をしているだけなのでこんなことしないていいよ、と思うのだが向こうにとっては一大事なんだろう。本当お疲れ様です。
でもかといってこれで選手が授業で有利になることもないよ。それは期待しないで。
2016年12月5日(月)
ベニエを食べるならモーニングコールで
先日ニューオリンズにほど近いメタリーに行った時の続き。トレーダージョーズに寄った後、お茶をしました。
ベニエと言えばカフェドゥモンドが有名ですが、フレンチクォーターの本店は最近混みすぎていてかなり並ばないと入れません。10年前ぐらいの記憶しかなかったので、最近のこの混み方はびっくりです。
リバーウォークのモール内にある店舗はチップを払うことなく、並ぶにしてもそれほどでもないのでお得ですが、24時間営業ではありません。そこで地元の人に聞いたら、こっちがオススメだ、という所に行きました。モーニングコールという所で、メタリーに店舗があります。
The Morning Call
3325 Severn Avenue, Metairie, LA. 70005(レイクサイドモールの裏)、I-10出口は228でトレジョと一緒。
夜のネオンはこんな感じ
入り口は歴史を感じさせる
ここもカフェドゥモンド本店と同様24時間営業で、支払いも現金のみです。中にATMがありますが、お気をつけ下さい。
早速中に入って好きな席に座ると、注文を取りに来ます。お約束のベニエとカフェオレをお願いしました。一皿に3個のベニエが乗っており、注文はCan I get one order of beignet?で1皿3個のベニエを頼めることになります。
orderを単位のように使って下さい。二人分ならtwo orders of beignetです。
店内はこんな感じ。ベニエ(2ドル)やカフェオレ(スモール2ドル)はメタリー価格でニューオリンズのそれより安い。
注文すると揚げてくれてベニエが出てきます。カフェオレは温かいミルクとチコリコーヒーを豪快に混ぜていました。粉砂糖は自分で好きなだけふりかけます。ただ宙に舞うので呼吸困難に注意して下さい。
味ですが、美味しいです。カフェオレに浸して食べても美味しいです。最近カフェドゥモンドに行ってないので比較しようがありませんが、こっちのが家から近いし安いしこちらで十分です。もっともカフェドゥモンドもメタリー地区に店舗あるので、食べ比べしてもいいですけどね。
カフェドゥモンドと違い、粉砂糖は自分で好きなだけかけます。
いい所を教えてもらいました。夜更かしにぴったりです。ニューオリンズのフレンチクォーターに観光で行かれる方にとってメタリーは遠いので、シティーパークにあるモーニングコールがいいかと思います。そこも24時間営業ですよ。
2016年12月4日(日)
トレジョ―のミステリーパック2016
昨日一つ書き忘れたことが。レジで並んでいると「あーサウスカロライナのバックが入ってたー」という声が。気づいたら2016年度版のトレーダージョーズのエコバックのミステリーパックが販売されていて、それを買った顧客がその場で開けていたようです。折角なので自分も一つ購入。
ちゃんと2016と書いてあり、絵柄は一緒ですが昨年とは多少違うこと期待。。。
今年の一発目は以下の3つでした。
ロスアンゼルス(アボガドの絵、左)とフィラデルフィア(右)と都市が不明なもの(真ん中)。一番左のサンタモニカと書いてある緑のエゴバックが以前買ったときに出ていたのでついに重複しました。
どなたか他の都市のと交換してもらえないでしょうか?それとも交換サイト、ないかな?
2016年12月3日(土)
メタリーのトレーダージョーズへ
用があってニューオリンズに行き、帰りがけにメタリーに今年の9月に新しく出来たトレーダージョーズに寄ってきました。ルイジアナでは2店舗目です。
Trader Joe'sメタリー店(ニューオリンズからほど近く)
2949 Veterans Blvd, Metairie, LA 70002
出口だとI-10の228出口出てすぐです。モールの近く。
中に入るとメタリーと書いてある壁がお出迎え。
壁にあるイラストはニューオリンズを醸し出すものばかりでした。
バトンルージュの店舗と比べて陳列方法は違いましたが、特別品揃えが違うとは思えませんでした。むしろこの時期季節の商品の陳列が目立ちます。
Fondue Au Chocolat(日本語だと何?クッキーとかプリッチェルにつけるチョコと書いてますが)
シナモンスター・クッキー
Salty Toffee Chocolate Cracker(チョコのクラッカー塩味?)
ポップコーン、箱が可愛いので思わずこれを買いました。食べ終わったらごみ箱になりそうだし。
Sedimentary Cookie(色々な層があるお菓子、でいいの?気のせいか売れてる)
全部買っていたらきりがありませんが、魅力的です。魅力的と言えば目についたのがこちら。
うまみって味の素と一緒なんでしょうか?
因みにクリスマス製品以外のこの店舗の値札はペリカンの絵が描かれています。
言うまでもないですが、ルイジアナ州のニックネームがペリカンステイトなのでそこから来てるはずです。実際野生のペリカン、見かけます。
2016年12月2日(金)
アメリカのPT(理学療法)スクールへの出願条件
今晩は同僚の誕生日でパーティというほどではないですが、呼ばれたので夜出かけました。珍しくディレクターも来ていて、お酒も進んだためか大学内の政治の話を色々と聞くことが出来ました。数日前に職場に付き合いの飲み会がないことを利点で上げましたが、たまにはオフタイムにこうしてぶっちゃけた話をするのもいいかなと思いました。
さて昨日LSUの医学部のことを書きましたが、今日はPT(理学療法士)の話。うちの学科に来る生徒の半分以上がこの仕事を将来的に志望しています。以前書いた通りなれたからと言ってそれほどすごいことではないのですが、母集団の分散が大きいため勘違いする方も少なくありません。
日本の理学療法士という仕事とこちらのPTが唯一違うのは個人のクリニックを開業できることですかね。自由度があって、経営次第では収入を増加させられるかも知れません。
さてここはルイジアナなので生徒からの質問にも答えられるようLSUのPTスクールを例に挙げます。
Entry-level Doctor of Physical Therapy program
場所:LSUヘルスサイエンスキャンパス@ニューオリンズ(確かシュリブポートにもあるはず)
学科:Entry-level Doctor of Physical Therapy program
卒業生の状況:
雇用率:100%(2013年から2015年の卒業生)
卒業率:94%(同上)
免許試験合格率:90.3%(1回目)、99%(全体、2013年から2015年の卒業生)
出願のための必要条件:
ルイジアナ住民に優先権あり
ライセンスを持ったPTの元で最低60時間の実習・インターンをこなしていること。複数の場所で行った場合、各場所で最低30時間こなすこと。実際はこれ以上の時間と経験を推奨。
大学の学位(厳密にいえばアメリカ国内の大学を指すようです)
GREのスコア、最低点は296
数学と科学のクラスでGPAが3.0以上であること。ただし成績の改善傾向は考慮の対象となる。
出願にあたり単位認定が必要な授業の成績がすべてC以上であること。
御覧通り、それほど出願条件は厳しくないです(笑)。受かるにはそれ以上が必要ということでしょうかね。ちなみに出願にあたり大学で単位取得する必要がある科目は以下の通りです。
サイエンス関係
Science & Math Courses
Credit Hours
Chemistry (Laboratory based, for science majors)
8
Biology/Zoology (Laboratory based, for science majors)
8
Physics (Laboratory based, for science majors)
8
Advanced Biology (Sophomore level or higher)
3
Human Anatomy
3
Human Physiology
3
Mathematics (Algebra level or above)
6
Statistics (i.e. Behavioral or Experimental)
3
これらの科目が各大学でどれに当たるかはアドバイザーに確認しないといけませんが、アメリカの大学で化学や生物、そして運動科学を専攻していたら普通これらは大概カリキュラムに入っています。
サイエンス以外
Non Science Courses
Credit Hours
English Composition
6
Advanced English Composition, Technical Writing or Exposition (Literature and poetry courses ARE NOT acceptable as meeting composition requirement.)
3
Psychology
6
Public Speaking
3
こちらも普通にアメリカの大学に通えば、ほとんどカリキュラムで必須のはずです。つまり順当に単位を取得していればカリキュラム通り4年間で問題なく取り終えるはずなのですが、実際はそうでもなかったりします。
これらに相当する科目をもし私が在籍する大学・学部で取得したい 、という方がいれば相談に応じますので、ページ左下の「メール送信」からご連絡いただければと思います。他の大学でどの科目に相当するか、という相談はわかりかねますのでご遠慮願います。
最後に気になる授業料ですが、LSUのサイト(2016年度) によると以下の通り。夏学期も含まれています。
州内の学生:$19,819.50(初年度1年あたり)
州外の学生:$39,133.50
医学部程ではないですが、やっぱりかかりますね。でもこちらもほぼ間違いなく学生ローンを組めるので、留学生でない限り心配はいらないかな。
2016年12月1日(木)
ルイジアナ州立大学医学部の学費
今日は面白そうなテーマがあったので、生物学部のセミナーに参加してきました。大学院生の話でしたが、刺激的で面白い話でした。
帰りがけに置いてあったのでルイジアナ州立大学(LSU)の医学部のパンフレット(Admission 2017)をもらってきました。さっと目を通してみましたが、学費は普通に大学に行くのとさほど変わらないんですね。
費用:
学費と諸経費:$31,375.45(州内)、$61,114.29(州外)
コンピュータ:$1,600
本:$3233.00
その他費用:$1,562
学外での生活費用:$17,829
健康保険費用:$3462,12
最もルイジアナ州立大学 は学費が安いようです。学部生の場合は、
学費と諸経費(12 hours per semester):$10,758(州内)、$27,434(州外)
Housing(家賃、寮で二人でルームシェア):$6,900
Meal Plan (ご飯、週に15 meals):$4,010
本:$1,160
その他費用:$5,420
他の州の馬鹿高い学費に変に慣れてしまって、感覚がおかしくなっていたようです。これなら医学部確かに高い。でも恐らく100%ファイナンシャルエイドをもらえるので、お金が払えなくて医学部受かってもいけない、という生徒はいないでしょうけど。