| 2018年10月31日(水) |
クレジットカードがスキミングされてた |
夜9時頃携帯にクレジットカード会社からテキスト・メッセージが入ってきました。
「先程末尾がXXXXのクレジットカードで、XXX xxxxにて$46.24使おうとしましたか?」
冷静になって考えましたが今日は全く買い物をしていません。記憶をたどっても昨日ですら何も買っていません。
それでも確認のためネットで自分のクレジットカードのアカウントに行き、使用の詳細を確認しました。確かに昨日、今日と使っていません。従って昨日使ったカードが今日になって請求されることもないことを確認しました。
そもそもXXX xxxxという所も全く思い当たる節がなかったので、すぐにテキスト・メッセージで「No」と送りました。すると「了解しました。このトランザクションとともにそれ以降のすべての請求を止めます」というメッセージが入りました。
確認のためカスタマーサービスにも電話しました。あらためてそのクレジットカードの番号を利用した取引を停止してもらうことを確認しました。オペレータの話だとその後数ドルずつですが、盗んだ人が5回ぐらい使おうとしたようです。
オペレータは私の身分確認を複数の方法で行ったあと、迅速に違う番号のクレジットカードを再発行してくれました。通常の発行は7から10営業日かかるそうですが、2日で送ってくれるとのこと。有り難い対応でした。
このクレジットカード、チップ付きでした。以下の記事の通り、チップ付きでも情報が抜き取られクローンが作られることが十分可能なようです。
新しいやり方はスキミングではなく「シンミング」と言うそうです。
The new card skimming is called ‘shimming’
皆様も十分にお気をつけください。
| 2018年10月30日(火) |
アマゾン・ロッカーを使ってみました |
先日メモリ診断テストをした結果、物理的にメモリが壊れているようだったので、アマゾンでメモリを購入しました。今回は初めてホールフーズにあるアマゾン・ロッカーを送り先に指定しました。
日本だとほぼありえないのですが、アメリカだと結構不配ということに遭遇します。追跡番号があり「届きました」という表示があっても知らない人がサインしていたり、本来なら受取人がサインしないといけないのに平気で玄関前に置いてあったりします。
それならロッカーの方が確実なのではないかと。
私の家の近くのホールフーズは9時に閉まってしまうので、オフィスをいつもより早めに出てそこに向かいました。入ってすぐにロッカーはありました。

スクリーンをタッチすると6桁の番号を入れるように指示が。この番号はメールでもらっていたのでそれを入力すると「ポン」と一つのドアが開きました。あまりにもあっけなくて写真を撮るのを忘れたぐらいです。
封筒に入ったメモリを無事手に取り家に戻りました。早速取り付け、メモリテストをしましたが問題起こらず、解決に至りました。
さらにテスト後、2枚のうち1枚のメモリに損傷があるのがわかり、問題ない方は元通りに取り付けたため、結果的にメモリは12GBに増えました。特別早くなるわけではありませんが、このご時世このぐらいメモリを積んでおいても多すぎるということはないでしょう。
以上、初アマゾン・ロッカー体験でした。
| 2018年10月29日(月) |
ラフィエットの新しいラーメン屋さんは「かつ屋」さん? |
今晩も普通に授業をしましたが、特に大学院生は何も仮装せず。一応「ハロウィーン何かする?」と聞いたら「忙しくてそれどころじゃない」とのこと。大学院生はそれでいいでしょう(笑)。
さて気になっていた地元に出来るという噂のラーメン屋さん。アップデートされた情報がありました。
Katsu Ramen Bar Coming Soon On Ambassador
まだ開店日ははっきりしないものの、看板は出来たようです。「かつ」さんという方が経営されるのか、それともシェフとして腕を振るうのか、気になるところです。
バーというからには、夜にお酒を出すのでしょうね。開店が楽しみです。
| 2018年10月28日(日) |
トレーダージョーズでカップラーメンを見かけた |
週末なのでいつも通りトレーダージョーズにでかけ、買い物をしました。今回も今まで見かけたことがないものに遭遇しました。
ラーメン

トレーダージョーズもついにラーメンを商品化するほど、ラーメン人気がアメリカで本格的なのでしょうか?そもそもいつ頃から販売されたんでしょうね。バトンルージュでは初めて見ました。
せっかくなので一つ買ってみました。でも$1.29という値段、日清の普通のラーメンと比べると高いのですが、コスパはどうでしょうか?
もう一つ、これは去年も販売していたみたいですが、すぐに売り切れたとのことです。
ダブルチョコレート・ホットココア

値段が手軽なのでお土産にも最適かな、と思います。
今日はあとカボチャとかチーズを買って帰りました。知らなかったのですが、前の人が氷を無料でもらっていたので、同様に氷をもらって帰りました。
ホールフーズで氷を無料で提供しているのは知っていましたが、トレーダージョーズでももらえることは知りませんでした。涼しくなってきたとはいえ、1時間ほど運転してラフィエットに戻らないといけませんので、氷があるのはありがたいです。
P.S. 帰ってきて調べたらラーメンに対して不評なコメントが。かなり不安になりました。失敗かも。
トレーダージョーズ のReady to Eat
| 2018年10月27日(土) |
ハロウィーン用のかぼちゃをくり抜いた |
ハロウィーンが近づき、我が家でもご近所の方を連れてカービングを行いました。もっとも私は見学者で家内が一生懸命かぼちゃを彫っていました。
こちらは本物の大きなかぼちゃをスーパーなどで買ってきたキットを用いて本当に彫っていきます。ご丁寧にそのキットにはどうやってかぼちゃを切り抜いていくか、参考書のようなものもついているのです。
そして結果がこちら。アパートの玄関の前に置いてみました。片方は本物のろうそくの炎、もう片方は人工の光ですが、違いがわかるでしょうか?

うちが作ったのは以下のかぼちゃです。私がやるともっと簡単なものを選んで適当にやるかと思いますが、家内だとこんなに細かいものになります。

よくできているのでしばらく夜は家の前に置いておこうか、と話したぐらいです。ハロウィーンの日ももうすぐですしね。
| 2018年10月26日(金) |
PCで青い画面、メモリ・マネジメントにエラー? |
私が家で使用しているパソコンはLenovo E430というもので、恐らく6年落ち近くのものですが、普段の使用ではまだまだ頑張って動いてくれています。しかしここ1週間で2度ほど青い画面でパソコンが落ち、その度にエラーメッセージ(memory managementのエラー)が出るようになりました。

仕方ないので以下のページを参考に直してみることにしました。
[Fixed] Memory Management BSOD Error on Windows 10
1.の通りビデオカードのドライバを更新しようとしましたが、すでに最新のものでした。2番めを飛ばし3番目のメモリ診断テストを行うと、確かにいくつものエラーが出てきました。このパソコンのメモリースロットは2つで、それぞれに4MBが挿さっています。
だめもとでこれらを物理的に入れ替えて挿しなおし、もう一度メモリ診断テストを試しましたがほぼ同様にエラーが出てきました。どうやらメモリが物理的にやられているようです。ただどちらのスロットに入っているメモリが壊れているのか、2つともなのか、1つだけなのかはまではわかりませんでした。
調べる方法はあるでしょうが、時間をかけるのがもったいないので、早速アマゾンでメモリを購入しました。今度は1枚で8MBのもの、配達は初めて自宅ではなくホールフーズのアマゾンロッカーを指定しました。
これでPCが元気になってくれることを祈るのみです。
| 2018年10月23日(火) |
インフルエンザワクチン接種が無料な日 |
相も変わらずStudent Advisingの時期を迎えていますが、非効率極まりないやり方とそれを押し付けることに全く意に介さない大学側の考え方に業を煮やしています。大学教員の仕事として最悪極まりないもので、人材の無駄遣いの典型的な例です。はっきり言って鬱になります。
さてここルイジアナでもだんだん涼しくなってきました。非常に心地の良い季節ですが、去年罹ってしまったインフルエンザが気になりだしました。もちろん保険に入っているので普通に受けれるのですが、TVによると無料で受けられるようです。
Free flu shots offered Thursday
予想される型が当たる当たらないはあるのですが、年齢も決して若くないのを自覚しているので摂取しようかなと考えています。保険みたいなものでしょうから。
| 2018年10月21日(日) |
渡り鳥のシロペリカン滞在中@バトンルージュ |
バトンルージュでの買い物の帰りに高速道路(I-10)を走ろうにも渋滞であまり前に進みません。ラフィエットに戻るのに時間がかかりそうだなぁと思っていると、City Park Lakeになんだか白い物体を発見しました。
湖に石が浮いているのか、それとも人工物でもあるのか。渋滞でほとんど動かないため目に入れることができましたが、何かまではわかりません。
このまま高速に乗っていても飽きそうなので、一旦降りて湖に何がいるのか見てみることにしました。湖にはたくさんの人が鳥を観察していました。本物の鳥のようです。
遠目では最初なにかわかりませんでした。

どんどん近づいていきました。白いペリカンでした!結構な数です。比較的浅瀬で魚を食べているように見えました。
後ろの高速道路は自分が走っていた道

ルイジアナのシンボルはペリカンですが、こんなところでこれだけの野生のペリカンに出会えるなんてびっくりです。近くにいた高そうなカメラを持ったおじいさんに話を聞くと、このシロペリカンは渡り鳥で北から毎年この時期にここにやってくるとのこと。
ちなみにおじいさんと言いましたが私が勤務する大学を卒業してその後弁護士さんで、奥さんと出会ったのも大学だった、などいろいろとお話をして下さいました。ここはワニがいないことをペリカンたちが知っているため、毎年来るようです。
さらにアップで。

すごい数で本当にびっくりしました。後で調べると州のシンボルのペリカンはブラウンペリカンでシロペリカンではないそうです。このシロペリカンは翼を広げると3m近くに達し、北アメリカでももっとも大きい鳥類の一つだとか。以下の地図の通り、冬はこの辺りに避寒するようです。

渋滞でイライラせず、たまたまですがいいものを見ることができました。このペリカン、いつ来るか、どれだけ滞在するかは気温など色々な条件に左右され、冬ずっといることもあれば、数週間でいなくなることもあるそうです。お近くにいる方はぜひ見学することをオススメします。壮観でした。
American White Pelican
| 2018年10月20日(土) |
ハロウィーン・パレード@ニューオリンズ |
今年もハロウィーンのパレードを見るためにニューオリンズに行ってきました。早めに出て映画祭も、と思ったのですが途中I-10の渋滞がひどく諦めざるを得ず、パレードだけの参加となりました。
いつも止めている路上パーキングに車を停めようと思ったら、珍しく埋まっていてびっくり。仕方なく遠くに停めることになりました。
キャナル・ストリートを目指して歩きましたが、雲行きが怪しいにも関わらずどうも去年より人出が多い感じです。これが映画祭のためなのか、このパレードのためなのかはわかりませんでした。
しかしキャナル・ストリートに7時頃着くと、もうパレードを待つ人で沿道は少なくとも3重ぐらいに並んでいました。仕方なくパレードが来るまでは時間がかかるものの、キャナル・ストリートでも途中折返してカジノに戻る方に陣取って(=地べたに座って)パレードを待ちました。すぐ後ろでパレードは進行しているので、雰囲気だけはかなり前から味わえました。
結果論から言うと今年も15の山車(フロート)が出ていて、これにいろいろなバンドやダンスチームがパレードを彩っていました。マルディグラと違い、ハロウィーンなのでお化けとか気色が悪いのが多かったです。
陣取った場所の問題なのか、去年よりお酒に酔った大人が多かった気がします。メインは子供のイベントのままであって欲しいです。おもちゃなどの取り合いは見苦しい。
山車

610 Stompers(陽気なおじさんたち)

途中雨脚が強くなったときに帰った方もいましたが、私は傘を持参していたので最後まで見学できました。むしろ雨で人が少なくなった後、お宝がもらいやすくなった気がします。
今年もPJコーヒーをたくさんもらえたので、これをラボで飲もうと思います。
| 2018年10月19日(金) |
H ZETTRIOの曲がエレクトーン譜になってる |
注文していた細胞が来たので、早速ペトリ皿に蒔きました。冷凍保存しておいたものを前回蒔いたのですが調子が良くなかったので、今回は順調に育ってくれることを期待します。これで新たな実験をさっさとしてこの夏出たデータとともに論文書きたいです。
さて以前にもH ZETTRIOの話を書きました。チャラいかな、と思いつつも気軽に聞けるので結構な頻度で聴いていたのですが、どうも色々なところで素人でも弾けるように楽譜が出回っているようです。この方は音大のピアノ卒で見るからに上手ですが、エレクトーンでH ZETTRIOの曲を弾いています。
What's Next
Dancing in the mood
エレクトーンを知らない方は何だこれ?と思うかも知れませんが、色々な音源とリズムによって割り切って一人バンド、オーケストラが出来る機械です。大した話ではありませんがカミングアウトすると、私幼稚園入るか入らない頃から18歳までヤマハでこの楽器を習っていたので非常に親しみがあります。
自分の場合、当時はカシオペアやスクエアの曲ばかり(歳が本当にバレます)探して弾いていましたが、今の時代だとH ZETTRIOになるんでしょうね。普通の流行曲を弾くよりは難しいコードとかフレーズを弾く必要がありますから、素人でも少し腕に自身がある人には挑戦しがいのある曲なんだと思います。
しかしヤマハさん、商売上手ですな。
ここアメリカにエレクトーンないのに、楽譜買ってしまいそうです。それともエレクトーン大人買いして、輸入出来ないか(いや金銭的にそんな余裕がなく絶対無理)?
iPadのガレージバンドでリズム打ち込んであとはピアノかキーボードで弾く?うーむ。
またオイル交換の時期になっていたので、ディーラーでオイル交換をしてきました。普通の安いところだと交換の目安は3000マイル毎ですが、ディーラーだと5000マイル毎となっています。
この違いって何なんでしょうか?それほどオイルの質が違うのでしょうか?
約束の8時に行き、車を置きました。うちの近くのトヨタのディーラーはHampton Toyotaというところです。最近営業所や修理工場を新設してきれいになりました。
Hampton Toyota
6191 Johnston St, Lafayette, LA 70503
毎回なのですが、HPを覗くといつもクーポンがあるのでサービスをして貰う前にそれを見せて割引してくれるよう要請します。前持ってこれを言わないと割引してくれません。
そもそもHPを見てクーポンを見せるより、もっと以前から来ている既存顧客にポイントを与えて貯まるようにして、それをもとに割引を行うようなサービスを導入して欲しいと思うのですが、アメリカというところはどうも新規顧客が大事というか営業にボーナスが行くらしく、既存顧客にあまり得はありません。
つまり頻繁に乗り換えたほうが有利なことが多いのです。高級車は違うかも知れませんが。
さて休憩所もきれいになって、コーヒーとペットボトルのお水がもらえます。ただ食べ物はクッキーしかなくショボいです。Wifiはようやく繋がるようになり、カウンターがあるところにPC広げて事務作業できるようになったことは顧客サービスの点で進歩したところでしょうか。
ただこういうときに限って作業は早く終わり30分程度で開放されました。無料点検では特に問題はなく(この点検もどの程度しっかりやっているか、ディーラーでもかなり怪しいですが)、営業の人からまだまだ大丈夫と言われました。
人間もそうですが、年老いてからはいかにこまめにメンテするかが長持ちする秘訣かなと思います。
| 2018年10月17日(水) |
Po-boyが美味しいBon Creoleの本店へ |
先日お祭りで食べたBon Creoleの食事が美味しかったので、ニューイベリアで実験するついでにその本店に立ち寄ってきました。
Bon Creole
1409 E St Peter St, New Iberia, LA 70560

ニューイベリアでもダウンタウンよりさらに南側には行ったことありませんでした。以下に見る通り面構えは非常にシャビーです。
知らなかったら怪しくて絶対に入らない雰囲気のお店

ただ上の写真はネットから拝借したため古く、現在は少し塗り直して明るくなっています。

営業時間を確認するために、写真を取っておきました。基本ランチは週末も含めて毎日営業しているようです。

入るのには勇気が入りましたが、中に入ると明るく普通でした。メニューを見ながら注文しました。現金だけかと思いきや、普通にカードが使用できました。

シュリンプのポーボーイを注文しましたが、噂通り大きかったです。ただ来てすぐに食べてしまい、写真を取り忘れたので、そのお店のHPからどれくらいの大きさか知るために写真を拝借しました。
この定員さんは今日いなかったです。残念。

エビは明らかに新鮮で、揚げてあっても全く重く感じませんでした。聞くと近くで採ってきたばかりのエビだそうです。
比較的タバスコ工場のあるAvery Islandから近いので、そこに見学で立ち寄られるときにここで食事を取るのがいいのかと思います。お薦めです。
| 2018年10月16日(火) |
ラフィエットにもヒンズー教のお寺が |
世界中でインド人の人口が増えていると思いますが、ここラフィエットでも例外ではなかったようです。確かに全米で一番古いコンピュータ・サイエンスのPh.D.プログラムはここにありますし、IT系の会社も少なくないので、そのような方々が多く住んでいても不思議ではありません。事実、うちのアパートの一角もインド村の様相をなしています。
そんな中、知らなかったのですがヒンズー教のお寺も建設中とのことです。ラオスの仏教系のお寺が近くにあることは以前紹介しましたが、負けじとヒンズー教のそれも出来るようです。
Sri Krushna Balaji Mandir managed by Sanatan Hindu Sanskar Kendra - a non-profit organization
数はパワーというのを目の当たりにしている感じです。
| 2018年10月14日(日) |
Festivals Acadiens et Creolesの屋台にて |
夕方から地元のお祭り「Festivals Acadiens et Creoles」に参加しました。ここ2日は気候もよく、結構な人出ではなかったでしょうか。
今回は食べ物だけに特化して参加しました。まず最初に食べたのがジャンバラヤ。これは購入ではなく、試食でした。
ジャンバラヤ

ソーセージが程よく入り辛くもなくすぐに食べ終わりました。次はお祭り時のみに提供されるメニュー、ニューイベリアにお店を持つ「Bon Creole」の「crawfish and spinach boat」です。
こんな感じで作られる(https://www.theadvertiser.com/より)

ザリガニとほうれん草にパルメザンチーズが入ったクリーミーなスープがパンにかけられている

カロリーは非常に高そうですが、これは本当に美味しいです。家内と半分ずつ食べてお腹いっぱいになりました。上記の通りお祭り限定食で普段このレストランに行っても味わえません。
それでも試したい、という方は以下のお祭りでBon Creoleのブースをお探しください。
- Festival International de Louisiane (April)
- Breaux Bridge Crawfish Festival (May)
- Shrimp and Petroleum Festival in Morgan City (August, September)
- Pepper Festival in St. Martinville (September)
- Festivals Acadiens et Creoles in Lafayette (October)
| 2018年10月13日(土) |
ラフィエットのジェラート屋さん存続 |
ラフィエットのダウンダウンにはイタリア出身の人が経営しているジェラート屋さんがあるのですが、先日通りがかったとき「For Sale」の看板を出していたので末路を心配していました。ところがどうやら新しい出資者が現れて、存続できるようです。
What The Future Holds For Downtown’s Gelato & Espresso Bar, Carpe Diem!
さらにこの出資者は近い将来にこのカフェの改修を予定しているとのこと。またクレープを出したり、ワインを出したりと新しいものをメニューに追加していることを検討しているようです。ダウンタウンにあるせいかあまり開店時間が長くないですが、なくなってしまうのは非常に寂しかったので良かったです。
ジェラートは特に美味しいので、こちらに来る機会があればぜひお立ち寄りください。
HP: Gelato & Espresso Bar, Carpe Diem!
| 2018年10月12日(金) |
今週は大学のホームカミングデー |
最近は日本の大学でもやっているようですが、おそらく発祥はアメリカの大学の行事にホームカミングがあります。端的に言えば同窓会のようなものですが、こちらは規模が大きく色々な催しものが行われます。
今年はたまたまなのかも知れませんが、先日紹介したFestivals Acadiens et Creolesと被っていますし、私のもう一つの所属先ニューイベリアでも第29回World Championship Gumbo Cookoffがあり、それなりの集客を見込めるイベントがあります。
大学側のイベントはというと、日本語だと同窓会館と伝えればいいでしょうか、そこで土曜日朝9時から11時半まで朝食バッフェが振るまわれ、10時からはホームカミングのパレードが行われてそこの芝生からも見学できるようです。パレードではこの大学フットボール出身のジェイク・デロームさん(元カロライナパンサーズQB、初めて同チームをスーパーボウルに導いたが惜しくも敗退)がマーシャルを務めるそうです。
午後からは大学内のカフェでザイデコ・ランチ(9.99ドル)が提供されるとのこと。いつもより高めでは?と思いましたが以下のものが出るようで、少し納得しました。
- Duck and andouille gumbo(ガンボ)
- Crab cakes(クラブケーキ)
- Boudin potato skins
- French toast(フレンチトースト)
- Cajun-smothered seven steak
- Alligator sausage hash(ワニのソーセージ)
- Scrambled eggs(スクランブルエッグ)
- Jalapeno smoked cheddar grits(グリッツ)
- Sweet potato cane syrupy cathead biscuits(ビスケット)
- Crawfish étouffée(ザリガニのエトフェ)
- Barbecue shrimp(エビ)
- Sweet dough pies with salted caramel
- Beignets(ベニエ)
学食やカフェで出る食事より豪華となっています。フットボールの試合前のテイルゲートは1時から始まり、普段は普通のチケットでは入れないエリアも明日は15ドル払って入場でき、ジャンバラなどがふるまわれるとのこと。
選手のロッカールーム入場のパレードは1時45分過ぎに行われ、試合は4時にキックオフ。ホームカミングに指定する相手は弱いと相場が決まっているので、自分の母校の大勝を見て気持ちよく家に帰るのがお約束となっています。
ということで明日はどこもうるさく仕事が出来なさそうです。
| 2018年10月11日(木) |
ハリケーン・マイケルの爪痕 |
ラフィエットはルイジアナでも南西側でテキサスに近く、今回の大型ハリケーン・マイケルの影響はまったくと言っていいほどありませんでした。むしろ湿気をすべて持っていってくれたのか、気温が上がってもそれほど湿度が上がらず、気候的には快適な1日でした。
ただフロリダの西の方、例えばパナマシティーとかは大変なようです。そこにある空軍基地もダメージが大きいとのこと。Florida Stateがあるタラハシーも停電しているようで、そこで働いている友人と連絡が取れましたが避難しているとのことでした。大学も閉鎖しているようです。
皆様の無事を祈るとともに、被災された地域の一日も早い復興をお祈りしています。しかし今年はアメリカといい日本といい大型のハリケーンや台風の上陸が多いと思うのですが、気のせいなのでしょうか。
| 2018年10月10日(水) |
CarMaxがラフィエット市についにオープン |
私のアパートにほど近いショッピングモールの横に建設中だったCarMaxですが、ついにオープンしたようです。CarMaxは全国的な中古車のディーラーです。
CarMax of Lafayette Now Open
展示してある車は通常高めの値段設定ですが、その分整備してあるのが多かった気がします。ここのいいところは、
CarMax customers can also request transfers of almost any vehicle to this store from other CarMax locations throughout the country.
(全国の他のカーマックスから車を回してもらうことができる)
ということでしょうか。欲しいものがここになくても持ってきてもらえるのは有り難いです。
先日トレーダージョーズに行った際、奇妙な色のさつまいもを見かけました。その名の通りMurasaki Sweet Potatoesです。

日本のかな?と思って家に戻って調べましたが、やはり元々は日本産のようです。ビタミンCと食物繊維を多く含んでいるとか。
早速買って蒸して食べてみました。型は少し小ぶりですが、甘くて美味しかったです。
| 2018年10月7日(日) |
Festivals Acadiens et Creolesはもうすぐ |
月曜日に行われる中間テストを作り終えました。授業の内容を毎年少しずつ変えているので、当たり前ですがテストも作り直す必要があります。
最近この大学の生徒の質に迎合しテストが易しめになっている気がしたので、多少難しめに問題を書き換えました。これでもほとんど平均点が変わらないといいのですが。
さてここラフィエットでマルディグラの次に大きなお祭り、Festivals Acadiens et Creolesの開催が来週末(10/11-10/14)に迫ってきました。
Festivals Acadiens et Creoles
いわゆるフランス系移民が多いこの土地柄で、この辺りの伝統、風土に合わせた料理や音楽が楽しめるお祭りです。ここに来ればケージャンやクリオールの料理を一通り味わえます。
もし自分で作ってみたいという方は、シェフによるクッキングのデモ・クラス(無料)があるので参加してみてください。もちろん毎回最後に試食があるはずです。
Culture Sur La Table
さらにおまけですがルイジアナ料理を極めたい人はクッキングスクール(短大相当)も存在します。
Chef Instructor at Louisiana Culinary Institute
| 2018年10月6日(土) |
複素数平面、昔は高校で扱わなかった |
高校生の数学を教える機会があり自分でも少しやり直していますが、最近気づいたことがあります。私の時代は行列やら一次変換を代数幾何でやっていましたが、今ではなくなっているようです。逆に少ししか扱われなかった複素数の話が、複素数平面も含めて現在の数学IIIでやるようです。
実在しないと言われた虚数もガウスにより平面上に記述出来ることが発見された、ぐらいのことは知っていましたが、教科書を見るともっとちゃんと記述してありました。明らかに私が習わなかったことが記述されています。
いつ頃からここまで転換が図られたのでしょうか?全く知識が追いつかないので、改めて勉強することにします。
しかし生物より数学のがはるかに楽しいです。ひたすら書いて理解する、という作業は生物にありません。脳を明らかに刺激しています。
P.S. 実弟へ、誕生日おめでとう。
| 2018年10月4日(木) |
ミッション・インポッシブルーFalloutのDVD発売は12月初旬から |
7月に公開されたミッション・インポッシブルーフォールアウトですが、当初10月頃からDVD発売と噂されていたものの、12月初旬(4日?)になることが決定したようです。Amazon Videoなどデジタル・ダウンロード版は11月下旬とか。
ここラフィエットではすでに上映を終えていますが、他の都市ではまだまだ公開中です。思ったより人気が出て公開を伸ばしたのか、それとも売れそうなので強気にクリスマス商戦真っ只中に作品をもってきたのか、どちらかでしょうか。
私は見るとしたらおそらく一晩レンタルして安くすませるつもりですが、この歳になると定番のシリーズを見ておきたい衝動に駆られます。今回は評判がいいようですが、シリーズの中で良かった、良くなかったという他愛のない話も面白く感じられるのです。
| 2018年10月3日(水) |
Exercise Scienceの学生が科学に疎いわけ |
プログラム・コーディネータという余計な仕事が増えたおかげで、在籍する学部生のカリキュラムを色々と見直しているのですが、調べれば調べるほど何故ここの学生の「サイエンス」に関する常識が私が思う「常識」と相容れないよくわかりました。
以下が今年度のうちの学科で卒業後PTやOTを目指す生徒たちのカリキュラムです(最初の2年間を掲載)。

数学に注目してほしいのですが、必要とされるのは
- MATH 105/109 College or Pre-Calc. Algebra
- MATH 210 Practical Math
- STAT 214 Elementary Stats
の3つだけです。シラバスを見て内容を確認すると、Math 105/109は日本でいう数Iと数Aレベル、Math 210は主に三角関数をやるので数学IIレベル、Stat 214が数Aと数Bの確立統計レベル、でした。つまり日本だと文系でも必須である程度の数学しかやらないわけです。
Biol 110にしてもChem 107にしても日本だと高校の生物、化学レベル。実際PTスクールに行きたい人はこの後ようやく大学レベルの生物学を少し取りますが、数学、化学はありません。普段生徒と接していてもどうりで話が合わないわけだ、とようやく腑に落ちました。
一般的な科学の知識に関していえば少し先取りをして(といっても日本だと理系に進もうとする普通の高校生レベル)APクラスを取る高校生とうちの学部に普通にいる学部生(もしくは大学院生)の知識は「高校レベル」で変わらない、ということですから。
薄々とはわかっていましたが、あらためて調べて愕然としています。彼らはいつこの穴を埋め、大学院で飛躍する人はするんでしょうか?
単純に不思議です。
| 2018年10月2日(火) |
「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘」というコメントについて |
京大の本庶先生がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。アメリカだと早朝となってしまうので、今、受賞!というニュースの時間には起きていないのですが、ネットで確認しておめでたいな、と思います。
さて気になったこと。おそらく日本語でコメントされたので誤訳はないと思いますが、本庶先生の発言「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘」について、一般の人にうまく伝わっていないのではないかと危惧しています。論文というのは自分が得たデータをもとにたどりつけうる結論を述べているだけで、それが必ずしも神が創造した自然界の「真実」であろうかどうかは、再現性も含めて論文発表後も引き続き検証されていくものと私は理解しています。
つまり「嘘」というと真実でないことをあたかも本当のことに伝えることであるので、先生が話しをした字句通りに理解してしまうと誤解が生じかねません。ネイチャーやサイエンスに論文を送付する人、そしてそれをレビューする人たちが掲載を受諾した論文に対して、その時点で内容に「事実でない」と思うことはないはずです。
ただのちに技術の発展とかでさらに解析が進むと必ずしもそうでなかったり、論文発表時点ではわからなかったことが見えてきたりするのです。
例えばですが、ニュートンの運動方程式だって厳密な意味では正確ではなく(物体の速度が光速に比べて十分に小さい)地球上での非常によく出来た近似であり、何年も後になってアインシュタインが相対性理論により訂正しています。しかし今でもニュートンのそれは高校の物理で習いますし、ほとんどの人はニュートンが「嘘」をついたとは思わないはずです。
したがって先生の発言の本旨は「当たり前」と思っていることを当たり前と思わず、自分の目で真実を確かめなさい、ということであり、あくまでも「嘘」にないことをご理解していただけることを希望します。
| 2018年10月1日(月) |
「ラプラスの魔女」を読みました |
先週末バトンルージュで開催された「お月見会」に参加し、いくつか日本語の本をもらってきました。その中で一番読みやすそうな「ラプラスの魔女」を今週末に読みました。内容もさることながら、日本語は本当に楽です。一晩で読み終わりました。
今まで東野圭吾さんの本を読んだことは何度かありますが、今回の内容は科学的に言ってかなり飛躍していたので、現実味にかけていた感があります。ただ火山とかが地球化学というくくりにあるのは調べたのかなと思いますが、地球化学学科として独立している学部はないかなぁと思います。どうでもいいことですが。
また脳に遺伝子操作したがん細胞入れて電極を残す、というところはもう少し具体的な話があればなぁと思いました。がん細胞とかのアイディアはiPS細胞で初期化するためのがん遺伝子を導入するところからでしょうか、それとも本当にがん細胞を使って脳で何かする話があるのかも知れません。
確かもともとの専門は電気とかで物理系の方なので数学や物理の話は面白かったですが、ちょっと今回の仮定はすんなり入っていけませんでした。それでも一気に読んでしまったことは否みません。
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