2020月7月
2020年7月31日(金) クルー・ドラゴンの乗務員が地球帰還へ

たまにはコロナウイルス以外の話題を。2か月半ぐらい国際宇宙ステーションに滞在していたクルー・ドラゴンの宇宙飛行士ですが、明日そこを離れて地球に戻ってくるようです。

Crew Dragon astronauts ready for re-entry, splashdown

フロリダ州にハリケーン・イサヤスが停滞しているため適切なタイミングを見計らっているようですが、順調ならばフロリダ州のパナマシティに願わくば着水する予定とのことです。

帰還予定地点

教室内の椅子

英語で「splashdown」って書いてあるので特別な意味があるかと思って調べたら、宇宙船が水にパラシュートを使って着陸することってウィキに書いてありました。だから本当に「着水」なのです。

Splashdown

このスプラッシュダウンという帰還技術、アメリカでは45年ぶりの使用だそうで注目を浴びています。特に乗務員が着水して海で待っている間、しばらくぶりの重力と波による「船酔い」を心配しているとのこと。

これに対し乗務員は戻したくなったときの「袋」やふき取り用の「タオル」なども用意している、と言っています。元々スペースシャトルの乗員でもあり、戦闘機のテストパイロットでもあるので多少のことは大丈夫でしょうが、1分でも早く救急船が助けに来て、外に出してあげたいものです。

彼らの無事の帰還を祈っています。また中継があるんでしょうか?

2020年7月30日(木) 新型コロナウイルスに罹った最初のワンちゃん亡くなる

私の雇用は9か月契約で8月から5月が契約期間ですが、大学の雑務はそんなこと関係なく降ってきます。特にIACUC(An institutional animal care and use committee の略)の委員をやっているので、ほぼ毎日と言っていいぐらいメールが入ります。

アメリカは契約に厳しく、契約書に書いてあること以外はやらないと思っていたのですが、大学は例外で日本同様なぁなぁの仕事がたくさん降ってくるところです。

そんなIACUCのミーティングがオンラインでありました。場所は様々ですが、COVID-19が蔓延していてもずっと休まずに働いている人たちです。見る限りみなさん元気そうで何よりでした。

さて残念な話ですが、新型コロナウイルスに最初に罹ったとされた犬が亡くなったそうです。

First dog to test positive for Covid-19 in the US, Buddy the German shepherd, has died

7歳のジャーマンシェパードで、恐らく飼い主から感染したとのこと。ただ気を付けないといけないのはコロナウイルスとの合併症で亡くなったのか、それとも恐らくすでに患っていた癌(悪性リンパ腫)で亡くなったのかは不明とのこと。

3か月闘病を続け、最後は凝固した血を鼻や口から吐いてあまりにも苦しそうだったので、飼い主が最後安楽死を選択したそうです。私の論文からの知識ではヒト以外に感染しても症状は比較的穏やかだと思っていただけに、驚きました。

染してしまった飼い主はいたたまれないでしょうね。

2020年7月29日(水) 偽のマスク免除カードが出回っているので注意

マスク着用義務があっても取り締まらない警察官などの話をしましたが、今度は健康上の理由でマスクを着用出来ません、という偽のカードが出回っているとのことです。実際はネットで購入する必要があるとのこと、つまりある種の詐欺です。

BBB Warning: Mask exemption cards are fake
(BBB警告:マスク免除カードは偽物です)

偽のカードの発行元がアメリカ合衆国司法省(United States Department of Justice (DOJ))になっているようですが、そのDOJからそんなものは発行していません、という警告が出ました。Freedom to Breathe Agency(呼吸するための自由?)と自称するグループがこの偽のカードを流布し、このカードの保持者はAmerican with Disabilites Act (ACA、アメリカ障害者法)に基づき免除されますと書いてあるようです。

もちろんそれは有効ではないとのこと。またカードにはマスク着用により精神的、身体的リスクを引き起こす恐れがある、と書いてありますが、これも信じないようにと伝えています。

本物を見ていないのでどれだけ手が込んだものかはわかりませんが、きっと信じてしまう人が多いからわざわざ警告文を発表したんでしょうね。

P.S. 調べたらカードの写真を閲覧できるサイトがいくつも出てきました。ご参考までにリンクを貼っておきます。

US sees spike in fake mask exemption cards claiming to be from the ‘freedom to breathe agency’

2020年7月28日(火) 新型コロナウイルス犠牲者の数字をどう読むか?

今日オフィスに顔を出すと、教室に変化を見ることが出来ました。

椅子の間隔が広げられていました

教室内の椅子

他の教室も少しずつこうしていくと思われます。ただ容量的に一番大きい講堂の机や椅子は固定されているので、どうするんでしょうか?

等間隔に座るようテープ貼ったりとか人形でも置いたりとかするのかも?

さて1週間前の記事ですが、興味深いものを見かけました。英のガーディアンからです。

US public increasingly skeptical of Covid-19 death toll, poll finds
(米国民はCovid-19の死者数にますます懐疑的になっていると世論調査)

確かに発表されている数字がどこまで信用出来るかは疑問に思いますが、問題はどちらに(多すぎか少なすぎか)振れているかです。この記事によると5月の23%から6月は31%の人々が少なく見積もられている、と回答しています。

ところがこの数字は支持政党の違いによって大きく変わっています。
Skepticism about coronavirus statistics was heavily correlated with media consumption habits, the poll found. A 62% majority of Fox News watchers said the statistics are overblown, while 48% who reported no main news source thought so. Only 7% of CNN and MSNBC watchers thought so.
(コロナウイルスの統計に関する懐疑論は、メディアの消費習慣と強く相関していることを世論調査が見出した。Fox Newsを見る人のうち62%が統計が誇張されているといい、メインのニュース源がないと答えている人のうち48%がそう考えていた。 CNNおよびMSNBCを見る人の場合7%だけがそう考えている。)

日本でも支持政党とか読む新聞によってこんなにも意識が変わるものなんでしょうか?だとしたらメディアの影響は大きいですね。

CNNでは統計の綾についてこんな記事を掲載していました。

How Covid-19 death rates can be dangerously misleading

こうなると義務教育で数字を読み解く力を養う統計学の授業にもっと力を入れてもいいのでは?と感じました。

2020年7月27日(月) 劣等生の中でもさらにエリートになりつつあるルイジアナ

昨日市内の公立学校に関して、学校をどのように再開するか伝えましたが、大学は相変わらず不明です。今日もオフィスに行きましたが、机や椅子の数を減らすとかもなく、何も変わった様子はありませんでした。

1週間前倒しして授業を始めるのにどうするつもりでしょうか?トップ層はスローガンを作ったり、動画を作ってはマスコミにネタを与えて印象操作に努めているようですが、具体的な対応はマスク配布、消毒液とサニタイザー用意のみです。

結局負担を強いられるのは現場、ということでしょうか。

昨日とはうって変わってCNNが感染者数が平たんになってきた、という記事を出しました。

The US sees early signs that new coronavirus cases may have hit a plateau

高値安定なもののここ10日では最低を記録し、特に多かったテキサスやアリゾナ、フロリダでその傾向がみられるとか言っています。ちょっと待ってください、人口は少ないもののもう一つ落ちこぼれの州がいますけど。。。

客観的な事実を記載しましょう。どれもニューヨークタイムズからです。

ルイジアナ州、7月27日現在の新規感染者数

ルイジアナの新規感染者データ

ルイジアナ州、7月27日現在の新規犠牲者

ルイジアナの新規犠牲者データ

7日線で見る限り、残念ながら減っている様子はありません。人口比で感染者数を見てみると、2位との差を順調に広げています。

人口比辺りの新規感染者数、州別

人口比辺りの新規感染者数

さらにここラフィエットはそのルイジアナ平均を上回るペースで新規感染者を出し続けています。

ルイジアナ州、郡ごとの新規感染者数と人口比辺りの新規感染者数

州内の人口比辺りの新規感染者数

マスク着用義務が出ていますが、結構つけていない人見かけました。今日はどうしても薬局による用事があったので寄ったのですが、店員以外他の3人の客は着けていなくてびっくりしました。

ちょっとググればたくさん記事が出てきますが、命令を出しても今度は警察とか法を強制する側が個人的に反対して、あえて取り締まらない例が多数報告されています。

デモには対峙するのに、です。

2020年7月26日(日) ルイジアナ州ラフィエット市の公立学校の授業再開計画、状況

学校をどこまで開くは相変わらず議論の的になっています。私が住むラフィエットの公立学校(小学校から高校)は1週間遅らせて8/17から「部分的に対面で」開始するようです。

Lafayette Parish Back To School Plan

ただ対面式を希望しない場合、8/3までに申し込めば100%オンラインでの授業を受けられるようにしたそうです。また低所得者層の家庭でネット回線がない場合、ローカルのインターネット接続会社が格安プラン(1か月あたり約10ドル)を提供しています。

例えば

Connect2Compete

下り25 Mbps、上り3 Mbpsなら十分かと思います。ただ携帯電話を契約出来て持っているのなら4G LTEでもこのぐらい出るはずなんですけどね。

携帯あるのにネットは接続出来ない、という屁理屈を言わせないための処置かも知れません。本来なら大学生にも提供してあげればいいのに、とは思います。

州が定めたガイドラインのフェーズ2で学校を再開するようで、「部分的対面」とは、

Students will report to school on A/B days, alternating between in school and distance/virtual learning models.
(生徒はA / B日に学校に報告し、対面と遠隔/仮想学習モデルを交互に行います。)

つまりクラスを恐らく半分に分けて、Aチームは週の何曜日、BチームはAチームと違う曜日に学校に来て、学校に来ない日は遠隔授業で対応する、といった対応のようです。全容を見てみたい、という方は以下のリンクから書類を参照できます。

School Reopening Guidelines & Resources

毎日の新規感染者数が4月のピークよりも高く、人口比で全米ワースト1になっても、死者もまた増え始めたてもとりあえず部分的に学校を数週間開くようです。ここまで突き進む科学的な根拠をもう少し教えて欲しいです。

P.S. アメリカは4日続けて1000人以上の方が犠牲になり、外出禁止令をあらためて出すべきだと主張する150人以上の専門家がいる、という今日の記事を参考までに紹介しておきます。

US tops 1,000 coronavirus deaths 4 days in a row as experts urge the country to shut down

2020年7月25日(土) メジャーリーグが開幕していた

いつも通り私の実験に必要な動物の世話をしてきました。気づくとリサーチセンターの周囲にはさとうきび畑が広がっているのですが、そのうち1つの区画で収穫が終わりまっさらになっていました。このコロナ騒動の中でも季節が移り替わっているのを感じた瞬間でした。

コロナと言えばルイジアナだとLouisiana Department of Healthというところが統計をまとめているのですが、先週あたりから土曜日は統計を出さない、という通達をだしデータが何も発表されなくなりました。ここまで休まずにやってきた、ということなんでしょうが、医療従事者も同じなんですよね。頭が下がります。

変わって無観客ですがメジャーリーグが始まりました。60試合という変則的なシーズンとはいえ野球を楽しめるようになったことは生活の救いにはなります。

ただどこも選手の安全管理にはかなり気を遣っているようですね。今日デビューを飾った日本人選手はヒットを打ったり、ホームランを打ったりしたようでした。

開幕がだいぶ遅れましたが、短期間ながらも結果が出てくれればいいな、と思っています。こういう時に自分が住む州に野球チームがないのは残念です。

そういえばNFLもプレシーズン・ゲームはやらない、と聞きましたがシーズンは普通に開幕するのでしょうか?MLBやNBAの状況次第で変わるかも知れませんね。

2020年7月24日(金) 秋学期に向けて新たな米国留学生の入国拒否へ

ICEが新たな声明を発表しました。オンライン授業のみの場合、新たにアメリカ来ようとする留学生の入国を拒否するようです。

ICE bans new international students enrolled in online-only classes from entering U.S.

これならある程度理解できるかな、と思います。すでに入国して勉強を始めている人には影響がありません。

ただ指示を出すのが遅すぎですよね。もううちの大学ですら始まるまで2週間ですから。

秋学期来ようとする方にとってはお気の毒ですが、アメリカは公衆衛生的にいい状態でないので今は来ないほうが得策かと思います。

蛇足ですがメールを確認したら、貴方の研究に興味があり、ポスドクとして雇ってもらえないか、というメッセージが来ていました。私に予算がないのと、こんな時期でJ1ビザも出ないので物理的に不可能ですが、そもそも彼のCVや残りのメールの文面を見る限り私に興味があるとは思えませんでした。

各自色々と事情はあるかと思いますが、もう少し誠意を見せてもらいたいものです。

2020年7月23日(木) 医療従事者からの怒り(?)のメッセージ

夏の授業を終了後、取り組んでいた論文を1つ投稿出来ました。もっと早くに投稿出来ればよかったのですが、大人の事情により去年から契約以上に授業を教えていたこと、そして頭が悪いためかデータの解釈に時間がかかり、ここまでのびのびになりました。

新型コロナのためにまともに実験が出来ない状態が続いていて、仕方なくこれ以上実験せず提出することにしましたが、査読される方には好意的に受け取ってもらえることを祈っています。時間をかけた分、かなり文献読んでディスカッション濃いめにしましたので、是非ともお願いです(笑)。

ともあれ1つ片付けてすっきりしました。モヤモヤが晴れました。さて次、次。

さて本題。今日は州知事の会見で、地元の大きな病院の責任者が一人一人がもっと責任持った行動をとるようTVで訴えていました。

Lafayette hospitals say they are near capacity during COVID-19 press conference

マスク着用もそうなんですが、政治家と市民より本来耳を傾けないといけないのは医療従事者の声であることを再確認しました。一般人がしたい、したくない、じゃなく彼らがどれだけストレスを感じ、逼迫し、疲れていてやるせないことを理解すべきです。

本来ではラフィエット市の話なので市で対処すればいいのですが、どこかの市長はどこかの大統領と同様動かないので、これらの病院責任者が州知事に訴えてこの会見は実現した、と受け取りました。本来は地域病院の中核として重症患者を受け入れているのに、ICUなどが埋まっていて87%のリクエストを拒否せざるを得ず、必要な手術も行えていないとのことです。

どこまでこのメッセージが届くでしょうか?2週間ぐらいで感染者数が少しでも減少に変わるといいのですが。

2020年7月22日(水) ルイジアナついに人口比あたりの感染者数で全米ワースト1に

2日ほど前に予想しましたが、その通りになりました。人口比あたりの感染者で本日ルイジアナはニューヨークを抜き、ワースト1になりました。

ルイジアナの感染者データ

総感染者数なので減ることはないですし、伸びているフロリダやアリゾナと比べても人口が少ないですからこの王座を長い期間維持するのは必然(もしかしたらずっと?)かと。2日前は間違えた情報(ここ1週間の新規感染者平均を死亡者数とした)を伝えてしまったのですが、あらためて今日現在の死亡者数を確認します。

人口比あたりの死亡者数(7/22現在)

ルイジアナの死亡者データ

この表だと7位なのですが3列目4列目に見える数字に注目してみます。ここ1週間あたりの総死亡者数と人口比当たりの死亡者数ですが、上位10傑の中でトップの数字です。

感染者数、そしてここには掲載されていませんが入院者数も増えていますからまだ増える要素が他の州よりある、と言うことです、残念ながら。

ルイジアナは州知事が宣言したので公共の場でのマスク着用が義務付けられたのですが、ルイジアナ州の検事総長(ただし共和党支持者)がその発令に違法性があると指摘し、足を引っ張る状況が続いています。検事総長自身もコロナウイルスに感染して隔離中にも関わらずです。

Analysis: Mask Mandate Marks Latest Edwards, Landry Quarrel

知事も検事総長ももっと大事な自分の仕事をして下さい。お願いします。

2020年7月21日(火) こんな時期に歯医者に行きました

詰め物が取れてしまったので、歯医者に行きました。予約して時間通りに行くと中にすぐ入れてくれましたが、待つ場合は自分の車の中で待つことも出来たようです。

私が行ったときには待合室には誰もおらず、基本入ったらすぐに個室の診察室に案内するようにしているそうです。

受付の人はマスクだけでしたが、治療にあたった人はすべて高そうな医療用マスクにフェイスガードをしていました。歯医者さんは女性でしたが、髪の毛もまとめて医療用の帽子も使い捨て帽子をかぶっていましたね。

歯に直接あたる用具は高熱滅菌された袋に入り、使う時歯科医が患者の目の間で出していました。以前は助手が袋から出した後、素手でトレイの上で並べていたので殺菌の意味ないと思っていたが、改善していました。

今回詰め物(英語だとcrown)だけかと思っていたら、多少虫歯に進展があるから削る必要があるため麻酔をかけられました。結果口の半分がすぐ麻痺し話したくても大して話せない状態になり、歯医者さんの質問に頷くか首を振ることぐらいしか出来ませんでした。

つまり基本会話はなしでした。もっともずっと口を開けていたので、院内で問題があれば新型コロナウイルスに簡単に感染する状況ではありましたけど。

時間はかかりましたが今日1日で治療が終了しました。これは有難いですが、やっぱり歯の治療はアメリカ高いです。

今まで以上に歯の衛生状態をよくしなければと思いました。

P.S. ルイジアナは8月7日までフェーズ2をこのまま維持するそうです。

Gov. Edwards announces he will extend Phase 2 for two more weeks

2020年7月20日(月) ルイジアナが全米ワースト1位の座をほぼ手中に

呆れた、というかやっぱり、というか。今日発表されたルイジアナの新規感染者の数字ですが、3,000を優に超えていました。

ただそのうち1,583はバックログで5/18から7/13まで数えてなかったものを含めたので、実際の数字は1,600ぐらいですという言い訳。これで何度目のバックログでしょうか?

以前に書いたように、フェーズ1やフェーズ2に移行する際に参考した数字はすべて信頼できるものではなかった、ということです。そもそもルイジアナの公衆衛生局から発表される数字すら信じられなくなりつつあります。

恐らくこの少な目に見積もっている数字でも、もうすぐルイジアナは不名誉なワースト1に君臨しそうです。いつものニューヨークタイムズから。

人口10万人あたりの感染者数(7/20現在)

感染者数

今日2,044人となりついにニュージャージーを抜いて2位に浮上しました。1位のニューヨークとは74人の差。

ルイジアナでの増加率を考えたら恐らくここ2,3日で間違いなく1位になるでしょう。今度は死亡率を確認してみます。

人口10万人あたりの死亡者数(7/20現在)
ここ1週間での人口10万人あたりの感染者数(7/22訂正)

死亡者数

こちらも堂々の2位です。トップのフロリダとはまだ差がありますが、人口比で高い感染率、フロリダと比べて少ない人口、肥満や糖尿病、心臓病などを持病に持つ人が多いことを考えると、長い目で見てワースト1になる確率もなくはなさそうです。

もう2月にマルディグラがあったからどうだかは関係ないです。あくまでも人々の行動規範、意識の低さに起因する問題と断定してもいいのでは?

噂だとわざわざバケーションでフロリダ出かけてもらって帰ってきているとか。「うま」「しか」過ぎます。

こんな中で学校をどうしても開けようとする州の態度にうんざりです。最近Youtubeで人がやっているバイオハザードre3の動画を見ていますが、なんかここがそんな風になるのでは?と想像してしまいます。

無限ロケットランチャーでも確保しておかないと。

2020年7月19日(日) 迷走するジョージア州ー知事 vs. 市長の仁義なき戦い

先週のニュースですが、新型コロナウイルス対策にあたりジョージア州が完全に迷走しています。言うまでもなくジョージア州で一番大きな都市はアトランタ、その他にサバンナという観光都市があるのですが、その二つの市長が新規感染者増加及び入院者数の最多更新に伴いマスク着用を義務付ける命令を出しました。

ところがジョージア州の知事はそれを覆すよう、マスク着用化を禁止する命令を出したのです。

What the heck is Georgia's governor doing?

"Though Kemp's previous orders have barred local governments from taking more restrictive steps than the state, the rules he signed on Wednesday were the first to explicitly ban cities and counties from requiring the use of masks or other face coverings.
(ケンプ知事の以前の命令は地方政府が州よりも厳しい措置を取ることを禁じていたが、水曜日に彼が署名した規則は市や郡がマスクや顔を覆うものの使用を要求することを明らかに禁止した初めてのものであった。)

自分の命令に逆らうのが気にくわないのか、本当に信念があってそうしているのかはわかりません。さらに彼は行動に出ます。マスク着用義務を命令したアトランタ市長を訴えるのでした。

Georgia governor sues Atlanta mayor over city's mask mandate

ジョージア州の知事は一番最後まで州に外出禁止令を出すことをためらっただけでなく、減ってもいないのにいの一番に封鎖を解いて経済再開の命令をした方です。一方でアトランタ市長は自分や家族もウイルスに感染し苦しみを経験している方です。

デモが起きたときも先頭に立って市民に寄り添いながら(本人もアフリカ系アメリカ人)行動の仕方を諭した方でもあります。

最後にどちらが正しかったかもう少し時間に委ねてみることにします。今はただジョージア州民でなくてよかった、というのが正直な感想です。

2020年7月18日(土) ホワイトハウスのCOVID-19タスクフォースによる非公開の報告書の存在

掲題の通り、ホワイトハウスのCOVID-19タスクフォース・チームも18州で経済再開を基に戻すよう勧告していたようです。それに目を通したものの連邦政府は意図的に公表しなかったとのこと。

White House task force report recommends 18 states, including Louisiana, should roll back reopening

公開がされていない359ページにも及ぶ報告の中に「レッドゾーン」と呼ばれる州について詳しく書いてあるとのこと。それらの州はすべての人がマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ち、バーやジムを閉め、10人以上の人が集まることを制限するよう勧めています。

その中にルイジアナがあったのは言うまでもないですが、以下の州が該当する州です。

  • アラバマ
  • アーカンソー
  • アリゾナ
  • カルフォルニア
  • フロリダ
  • ジョージア
  • アイオワ
  • アイダホ
  • カンザス
  • ルイジアナ
  • ミシシッピ
  • ノースカロライナ
  • ネバダ
  • オクラホマ
  • サウスカロライナ
  • テネシー
  • テキサス
  • ユタ
ルイジアナの州知事はこの資料の存在を知らずに7月11日に50人以下の集会を禁止を通達した、と書いてあります。しかしこれを見たからと言って10人以下にする予定を今はないとこと、だそうです。大丈夫でしょうか?

詳細は以下のページにリンクがあります。報告は長いですが、興味がある方はどうぞ。

EXCLUSIVE: WHITE HOUSE DOCUMENT SHOWS 18 STATES IN CORONAVIRUS “RED ZONE”

2020年7月17日(金) マスク着用が血中酸素に影響を与えるか、の簡単な実験の話

どうしてもやらないといけない実験を終えて結構遅く(恐らく夜11時前)に帰宅しましたが、途中レストランが人でいっぱいなのが気になりました。確かバッファローウイングだったと思いますが、テラスでテーブルがくっついていて、どうみてもお酒飲みながらしゃべっていました。

バーと区別がつきません。違いは何でしょうか?バーの店長やオーナーが怒るのも一理あると思いました。

さてまたか、と言われそうですが、マスクの話。ただ今回は簡単ながらマスクが呼吸に影響を及ぼすかという実験です。地元の看護師さんが試したみたいです。

Getting Answers: Does Wearing a Mask Impact Breathing?

(マスク着用が呼吸に影響を与えるか?)

手術用マスク、自家製布マスク、マスクを着用しないときの血中の酸素濃度を測定したそうです。94%以上ならOKみたいですが、手術用マスクで98~99%、布マスクで98~99%、マスクなしでも98~99%だったそうです。

マスク着用すると息が出来ないという屁理屈を見事論破しています。単純明快ですが、こういうことをもう少し被験者を増やしてきちんと発表すればいいのに、と思います。

ちなみにマスクの中で自分が呼吸した空気を再利用することは健康を害する、という問いかけも、

We wear the masks all the time all day. Sometimes we're in surgery for hours at a time and that has never been a problem for us so that is definitely a myth and not true.
(私たちは一日中マスクを着用しています。時々、私たちは一度に何時間も手術に入りますが問題となったことは一度もありません。従って(自分の呼吸した空気が有害)という考え方は間違いなく迷信であり、真実ではありません。)

科学者がやると反発がある世相なので、医療従事者がやって周りに伝えてくれると納得してもらえそうですけどね。

2020年7月16日(木) 蛇口から水がポタポタ落ちるのを修理

アメリカのアパートに住んでいると大抵の不具合は所属のメンテナンスの人が直してくれますが、こんな時期に限って細かい不具合が連続して発生しています。土足で上がってくることもあるし、自分の家以外の人を今室内にあげるのも不安なので、多少の問題はお金かけても自分で直しています。

ということで水道蛇口からの水漏れを直しました。蛇口を閉めてもちょろちょろ水が漏れるようになったのです。以下のサイトを参考にして修理しました。交換時間は途中やり直したので20分程度。

Quickly Fix a Leaky Faucet Cartridge

まずは元栓を閉めハンドルの一番上の蓋はマイナス・スクリュードライバーでこじ開けたあと、プラス・ドライバーでハンドルを緩めてとりました。すると以下のようなものが見えてきました。

蛇口

このオレンジ部分のもの(カートリッジ、cartilage)を取り出したかったのですが、その上にあるナット(nut)をはずす必要があります。家には普通のプライヤーしかなく、それでは取れませんでした。

仕方なく学校から工具(Tongue-and-Groove Pliersというもの)を借りてきて、外しました。半径を調整できる普通のレンチでも大丈夫だったかも知れません。

Tongue-and-Groove Pliers
プライヤー

うちの場合、水の漏れ方が横からではなく蛇口だったので、カートリッジ横のOリングではなく下に張り付いているゴム状のシートとスプリングの交換でいいと判断しました。Home Depoに行って部品を購入してきました。確か3ドルぐらい。

あとは以下の動画に従ってシートをスプリングを交換しました。一度失敗して学んだことは新しいシートとスプリングを導入する際、そこに溜まっている水を完全にふき取ること。

これをきちんとしないとカートリッジを上からはめ込んでも浮いてしまい、結局はまた水漏れしてしまいます。


あとは逆の順番でカートリッジ、ナットを基に戻し、元栓を開けて水を出してみました。無事流れ、蛇口を閉めるときちんと止まったので完了とします。このぐらいだったらメンテナンスの人を呼ぶまでもありませんでした。

P.S. そういえばガレージに出るためのドアのドアノブも交換しました。ラッチ(latch)が出たまま、引っ込まなくなり、ドアが開かなくなりました。

これは面倒なので部品を全交換しました(10ドル弱)。交換時間は10分程度、ただし最初開かなくなったドアを開けるのにおよそ30分程度かかりました。

交換したノブ

2020年7月15日(水) ルイジアナ州国会議員のヘタレ具合

たまには違う話もしたいのですが、相変わらず新型コロナでニュースが持ち切りなのでご容赦願います。何をしに来たか知りませんが、ペンス副大統領が昨日ルイジアナ州バトンルージュに来ていたそうです。

そこで演説をしたそうですが「学校を開けろ」ということでした。


(Youtubeなので字幕をオンにした後、設定で自動翻訳を選び日本語にすれば日本語が出ます)

まぁペンスさんが何を言おうとふーんですが、後から出て2番目にスピーチした上院議員(共和党)のヨイショぶり(~5:00以降)が半端ないです。かなりのヘタレと見ました。
"The vice president has been both a rock and a rockstar through this entire experience."
(副大統領は、この経験全体を通して岩でありロックスターでもありました。)

この言葉を言ってすぐ目線をちらっとペンスさんに送り、ペンスさんもうつむきながら目尻を下げるのが非常に厭らしいです。彼のコロナウイルス隊長としての評価は皆さんに任せますが、こんな人をここまで持ち上げる情けない人がルイジアナを代表する上院議員なんだということを今回勉強することが出来ました。

この上院議員、信念なのかそれとも上の指示に従っているのか熱心に学校を開けることを訴えていますが、あまり賢くないというか教養を疑われる方のようです。

GOP Senator Says They 'Can Kiss My A**' as Teachers, Unions Oppose School Reopenings Over COVID Concerns

(労働組合がCOVIDの懸念をめぐり学校再開に反対していることに対し、上院議員はそんな奴らは先生として「糞くらえだ」と発言した)

個人的な意見として出来るのなら対面式で授業をした方がいいと思っています。問題は関わるすべての人の安全をどう守りながら再開するかです。

自分勝手な人ばかりの州ですから「各自の創意工夫により対処」では処理できない問題です。州の経済再開と同様、見切り発車で始めたらどうなるか、いまだにこういう方は理解されていないか、それともそれより大事なものがあるのか。

ちなみにこれに関する記事でこの辺りの状況を知ったのですが、ここ1週間で新規感染者が1,620人増加。入院患者も増えて86あるICUベッドのうち火曜日の時点で10しか開いておらず、このままだとCOVIDか他の命の危険がある約175人の患者を受け入れるリソースはないだろうとのことです。

ちなみに最新の、と言っても7月8日ですが、データによると検査数が増えているだけでなく陽性率も27%まで上がってきています。まだまだ検査が足りないし、やればもっと数が増える、ということです。

As Louisiana coronavirus trends worsen, Mike Pence promotes schools reopening at LSU visit

2020年7月14日(火) 新型コロナで今後も値上がりする商品、ワクチン治験状況などの話

今日はいくつか目についたニュースをつまみ読みします。

1つ目、速報が出ましたがF-1やM-1ビザでアメリカ入国している人は、秋学期例えすべてオンライン授業になっても出国する必要はなくなりました。

Trump administration drops rule barring foreign students from taking online-only classes

日本語でもすでに記事になっていました。

留学生ビザ規制、米連邦政府が撤回へ 大学側が猛反発

マサチューセッツ州の判事曰く、政府がそのような規制を取り消すことに同意したとのこと。ただこのことに対して政府やICE側からは何もコメントが出ていないようです。

2つ目、最近実感していましたがパンデミックで食料品が値上がりしています。

Here's what's getting more expensive — and cheaper — at the grocery store

4月から5月では1%、5月から6月は0.7%全体で上がっているとのこと。主な商品でいうと、

  • 牛肉:4.8%
  • 豚肉:3.3%
  • ベーコン:8.8%
  • 冷凍の魚やシーフード:1%
  • 新鮮なケーキやカップケーキ:3.5%
  • 新鮮なドーナッツ:1.8%
  • 小麦粉:2.1%
  • 新鮮な野菜:1.3%
定期的な消毒や危険手当などの人件費が影響しているのかと推測します。懐は痛いですが現状では致し方ないかなと思っています。

3つ目、ヒトで行われた最初の新型ウイルスワクチン治験(フェーズ1)、期待が持てる結果が出たとのことです。

The First Coronavirus Vaccine Tested in Humans Shows Early Promise

論文元はこちら、NEJMです。

An mRNA Vaccine against SARS-CoV-2 — Preliminary Report

ざっと読むと国立アレルギー感染感染病研究所で開発したワクチンを18歳から55歳の健康な45人に2回接種したところ、すべての人の体内で中和抗体が確認したようです。動物実験であれば、この後実際の生ウイルスを暴露してどの程度感染し、どのような症状が起きるか評価出来ますが、ヒトだとここまでです。

つまり「期待が持てる(promising)」というのは全員に抗体が出来て免疫反応を示しそうなこと、接種の際に半分以上の人が多少の副作用を訴えたものの安全性をある程度確認出来たからです。一方で必ずしもヒトを新型ウイルス感染から守る、感染しても劇的に症状を迎えるといったものではないことに注意が必要です。

次の3万人が参加する大規模な治験(フェーズ3)は今月27日から行う予定で、10月の終わりぐらいに終了出来ることを期待しているとのこと。この治験がワクチン開発でフロントランナーのはずですから、今年中にワクチン開発終了、一般人へ接種に至ることはないことがよくわかるかと思います。

2020年7月13日(月) マスク不着用の際の罰則@ルイジアナ

今日から州知事の命令により公の場でのマスク着用義務が始まりました。ただどれだけ強制力があるかわからない、と前回紹介した時に書きましたが、ちゃんとあるようです。

Getting Answers: What is the punishment for not wearing a mask in public?

この記事によると守らなかった場合

Any person or business violating the order can be fined up to $500 or confined in parish jail for up to 6 months.
(命令に違反した個人または企業は、最高で$500の罰金または刑務所に最高6か月間収監される。)

だそうです。ルイジアナは万年予算がないので、交通違反などの罰則を厳しく取り締まる傾向があります。もしルイジアナに近々来られる機会がある方はマスクをご用意ください。

7/13現在、マスク着用が義務付けられた州

マスク義務州

P.S. これだけ増えると集団免疫獲得を目指せばいいじゃないの?という声も聞かれますが、確定ではないとはいえ最近の研究では話すだけ「時間の無駄」のようです。もしcnn.co.jpで翻訳されないのなら、明日以降に触れようかと思います。

We're wasting time talking about herd immunity

2020年7月12日(日) NFLワシントン・レッドスキンズが名称変更へ

かなり昔から変更の可否は議論されていたのですが、ついに決定をしたようです。

ワシントンDCに本拠地を置くNFLチームがあるのですが、月曜日にこれまでのレッドスキンズからほかのものにする発表があるとのこと。ヘルメットやユニフォームなど色々なところでロゴが使われていますから経済的に莫大な負担があると想像します。

しかしメインスポンサーであるFedexを含めた投資をしている人たちから強い要望があってこの決定に至ったと報じられています。肌の色で人を判断するといった人種差別的な側面から批判があったのですが、特にここまで要望が強くなったのはミネソタ州での事件が発端であることに疑いの余地はありません。

こうなると似たような名前のMLBのチームも変更していくのでしょうか?情勢を見届ける必要がありそうです。

2020年7月11日(土) ルイジアナも公の場でマスク着用義務へ

掲題の通りルイジアナ州全体でも公の場ではマスク着用が義務となりました。

Gov. Edwards announces mask mandate for residents, changes for bars


(ちなみにコメント欄のやり取りを読むと、今の世相をよく反映しています。)

この命令が有効になるのは今週の日曜日夜中、正確には13日の月曜日0時になった時点です。これと同時にバーも店内の飲食が禁止され持ち帰りおよび配達のみになりました。

レストランのことは書かれていないのでわかりませんが、テキサスのようにバーだけの規制はおかしい、という苦情はないのか気になるところです。さらに人が集まるのも50人までという制限が付け加えられました。

これでもまだ多いかと思うのですが、どうですかね。因みにこの州知事つい3日前にまだマスク着用義務は考えていない、と言っていました。

Louisiana Gov. John Bel Edwards 'not contemplating' mask mandate as COVID-19 worsens

ラフィエット市長も考えていない、と紹介したのは2日前の話です。でも前にも書きましたが今回の朝令暮改は個人的に多いに結構だと考えます。

とりあえず試してみる、で様子を見る、それでいいのでは?ただ罰則についてのコメントがないのが気になるところです。どのように強制するのでしょうか?

ちなみに判断に至ったのはここ数日で新規感染者の最高値を更新し続けてきたことにあるようです。以下のグラフは11日分が掲載されていませんが、11日も2,167と2,000人を超えています。

ルイジアナ全体感染者数

全米での順位も一時期はかなり後退していたのですが、ここ数週間でミシガン、メリーランド、バージニアを抜き返してトップ10返り咲きは時間の問題です。

全国ワーストランキング

陽性率のデータは最新が7月1日と発表が遅いのでここでは紹介しませんが、それまででも少しずつ上昇して10%を超えた状態が続いています。また入院患者数も増えているようです。

Louisiana Department of Healthからの情報(ldh.la.gov/coronavirus/

緑:入院患者、黄色:人工呼吸器を装着した患者

入院患者数

少しでも状況が改善されることを祈りましょう。

2020年7月10日(金) 秋に大学は開いても自衛するしかなさそう

秋学期の開始を早めること、教室サイズの何%(25%~50%)まで生徒を入れるかは変わりうるものの、対面式の授業を再開することは決まりました。しかし残り1か月でどう準備し運営をしていくか、と言う話は下っ端教員には全く聞こえてきてません。

大学のオフィスに行くといくつかの箱をみかけ、受付の机にはアクリル板による仕切りがありましたが、教員のところは全く何も手付かずの状態でした。マスクを用意する、サニタイザーを設置する、という通達がありましたが、どこにもありませんでした。

結局のところ「えいや!」で秋学期が始まり問題が出るまではなーなーで行くのかな、と感じています。

仕方ないので自衛しようとスーパーに出かけました。ウォールマートに行くと入り口すぐにマスクが販売されていました。

マスク

その横には1枚辺りは高いものの、洗えるマスクが販売されていました。

洗えるマスク

デザインがさえないので、私は購入しませんでした。ワイプやアルコール類は在庫がありませんでした。サニタイザーはありましたが、小さかったのでもっと大きいものが陳列された時に購入しようかと思います。

その帰り際、ホールフーズにも寄りました。ここは以前から入り口でサニタイザーが提供されていて感じがいいお店です。

サニタイザー

当初からマスク着用を義務付けていて、最近多少着けていないお客さんを見かけることはあるものの、総じて感染を回避する方針を前面に打ち出しているので安心して買い物が出来ます。

かごやカートを外から中に入れるとき店員が消毒しているが、自分でもあらためて拭ける。

消毒用ペーパー

デザートとおつまみを買って帰りました。こんなお店が増えて欲しいなと思います。多少のプレミアムを払っても、です。

2020年7月9日(木) マスクをしない自由の根拠って何?

まずは不思議な案内の話。大学から夏学期後の卒業式はin-person(会場を設けて人を集めてやること)でやる、という通達が来ました。

恐らく卒業する学生、参列者が少ないことから社会的距離を保てる、という判断だからとは思いますが、間が抜けています。人が動けば感染の確率が上がるわけですし、キャンパスがまだ開いてなく対面授業が出来ないのに卒業式はやる、というのは理屈の整合性に欠けます。

そもそも夏学期の後に卒業式をやる大学はないのに、です。

ただ幸いなことに夏の参列は強制でないので、希望しなければ出る必要がありません。ただの教員が秋も春も参列を義務付けること自体、疑問を感じています。

ましてや全米6位のホットスポット、新型コロナウイルス絶賛拡大中の状況で出るわけありません。学生や関係者の感染者数を全く公表していない大学に、この点で信頼関係は0です。

ちなみにここラフィエットでは市民の間でマスク着用を義務付ける動きが出ていました。

Bishop: Urgent need to wear masks

(司教:緊急にマスクを着用する必要がある)

州の指示ではミサの間はする必要がないとしていましたが、この司教さんはしましょう、と言っていました。

Two council members call for parish-wide mask ordinance

(評議会メンバーの2人がパリッシュ全体のマスク条例を要求)

パリッシュは他の州でいうカウンティ(郡)で、そのメンバーが市レベルで公共の場でのマスク着用を義務付けようとしたのですが、市長は以下のように答えました。

"With freedom comes risk," Guillory said. "I care greatly about freedom".
(「自由にはリスクが伴う」とギロリー市長は言った。 「私は自由を大いに大切にする」)

ここでも議論のすり替えが行われていました。する、しないの自由を議論するのなら、信号を赤でも進む自由が認められてもいいことになります。

最悪、人を殺す行為にしてもこれでは自分の意思により「殺す自由がある」ということになります。でもこれらは認められないのは明白です。

それでもこの市長あらためて今日、マスク着用義務はしない、と宣言しました。

Lafayette Mayor-President not mandating mask despite recommendation of health experts

(ラファイエット市長、保健専門家の推薦にもかかわらずマスク着用義務とせず)

ちなみにニューオリンズでもバトンルージュでも義務とされたのにです。口あんぐり。

7/9/2020現在、ラフェイエット郡の毎日の新規感染者のグラフ(オレンジは7日平均線)
ラフェイエット新規感染者

2020年7月8日(水) F-1ビザ維持に関する通告について、続き

普通の日記を書く用意もあるのですが、継続性を重視して3日続けて同じ話を。現政権が決めたオンライン授業のみの生徒に対する帰国命令に対し、ハーバードとMITは政府を訴えたようです。

Harvard, MIT sue Trump administration over ICE foreign-student rule, deeming it cruel and reckless

(ハーバード大学およびMITはICEの外国人学生に対する規則に関し、残酷で無謀だと見なしトランプ政権を訴えた)

よく見たら早速日本語でも記事になっていました。

ハーバード大とMIT、トランプ政権を提訴 留学生に出国迫る措置めぐり

最初の記事によると、、、

Harvard said nearly 5,000 of its 23,000 students (including those in graduate school) rely on F-1 academic visas, and MIT said almost 4,000 members of its student body of 11,500 require them.
(ハーバード大学は、23,000人の学生のうちほぼ5,000人(大学院生を含む)がF1の学生ビザで、MITは11,500人の学生のうち約4,000人のメンバーがそのビザを必要としていると伝えている。)

流石いい大学は世界から学生が来ているのが分かります。また数週間で他の大学見つけて転校出来るわけない、という見解はごもっともです。

また記事の中でICEの勧告が出る前ですら、秋学期に海外からの入学者数が減るためにアメリカの大学は少なくとも30億ドル(日本円で3200億円ぐらい?)失うなうだろう、と予測されていました。従って経済的には留学生はいてくれた方がアメリカにとっていいはずなんですけどね。

この数字は政府にとっては小さいものなんでしょうか?ちなみにアイビーリーグは今秋の大学スポーツをすべてキャンセルしました。

Reports: Ivy League canceling all 2020 fall sports due to COVID-19

アイビーリーグだからそれほどでもないかも知れませんが、大学スポーツもお金のなる木で本来やりたいはずですが、早々と止める方針を立てました。ニューイングランド地方の新型コロナに対する本気度が伺えます。

というか、頭良くて常識あるから普通にまずい、と思ってるだけかも知れません。

2020年7月7日(火) F-1ビザ維持に関する通告について、続き

昨日発表のあったF-1ビザに関する規定ですが、早速大学で混乱を招いています。私が知る大学院生からも連絡があり説明を求められました。

うちの学部は全部オンラインになることはないものの、教員側が判断するものではないのですぐに留学生オフィスに問い合わせて、と伝えました。ここの大学の場合、留学生の数は多くないので大きな問題にはならないはずです。

ただ私が担当者だったら8月入学に向けてビザ発行や手続きで忙しいのに、よくも余計な仕事をくれたな、と思うでしょう。

実際のところうちの大学も含めて、ほとんどの大学はまだ最終的にどうするか見極めが出来ていません。ICEにすればF-1ビザを得ると確か30日前から入国できるはずなので、該当する学生が入ってこないようこのタイミングで発令したのかな、と考えられます。

ただ出国しないといけない学生についてそれほど想定していなかったのでは?必要なら転校すればいい、なんて言っているけど、当該学生の心理的、経済的負担や受け入れ側の事務処理を考えると、授業開始までの期間(約1か月)で対処できることではないです。

お役人が状況を全く知らないのに命令を出した典型です。

ただ今日の大統領の話だと、方向性がちょっと違う感じがしました。

Trump says he will pressure governors over school reopenings even as virus surges

要は州知事に圧力かけて新型ウイルスが蔓延してても学校を開けろ、と言っています。昨日紹介したハーバード大学の判断にも疑問を投げかけているようです。

Trump specifically zeroed-in on Harvard University at the event, saying the school's leadership "ought to be ashamed of themselves" for its plan to bring up to 40% of undergraduates back to campus for the fall semester but have all course instruction delivered online.
(学校再開に関しトランプは特にハーバード大学に注目し、秋学期に最大40%の学部生をキャンパスに連れ戻すものの全ての授業をオンラインにするという大学の方針に対し「自分自身を恥じるべき」と言っている。)

ツイッターでも声を大にして言っています。
ちなみにこのことをすでに察していたか、絶賛新型ウイルス蔓延中にも関わらずある州の教育トップは秋の学校再開を義務化しました。

Florida Education Commissioner mandates all schools to reopen in August

これなら留学生も滞在ステイタスを心配する必要はありませんが、健康上の別な心配をしなければなりません。運悪く悪化して入院するような事態になった場合、大学が提供する保険でどこまでカバーしてくれるか、知っておく必要があります。

私の学生時代の記憶が確かならほとんどカバーされないはずです。

2020年7月6日(月) 留学生注意!秋学期がオンライン授業のみの場合、米国滞在不可です

アメリカの多くの大学でオンラインによる授業・学位を提供していますが、もともとアメリカ国外の学生はこの過程に入学しようとも学生ビザであるF-1が発効されず、結果入学は認められてきませんでした。逆に対面式の授業に出席する場合は語学学校も含めてほぼ問題なくF-1が出され、アメリカ入国・滞在が許されてきました。

ところが移民・関税執行局(通称ICE)が今日発表した話によると、すでにアメリカに入国し大学・大学院に在籍していても新型コロナウイルス流行のために秋学期が全てオンラインに移行された場合、滞在が認められない、ということです。

International students may need to leave US if their universities transition to online-only learning

正式なICEの文書はこちらで読めます。

SEVP modifies temporary exemptions for nonimmigrant students taking online courses during fall 2020 semester

オンキャンパス以外働く権利もなく、学費や滞在費を払ってアメリカにいる留学生はアメリカにとって大顧客のはずですが、前例と照らし合わせたのか、同様な処置を決定したようです。

以下簡単に内容を紹介します。

Nonimmigrant F-1 and M-1 students attending schools operating entirely online may not take a full online course load and remain in the United States. The U.S. Department of State will not issue visas to students enrolled in schools and/or programs that are fully online for the fall semester nor will U.S. Customs and Border Protection permit these students to enter the United States. Active students currently in the United States enrolled in such programs must depart the country or take other measures, such as transferring to a school with in-person instruction to remain in lawful status. If not, they may face immigration consequences including, but not limited to, the initiation of removal proceedings.
(非移民のF-1およびM-1の学生は、オンラインだけで全ての授業を取ることは許されず、米国に留まることも出来ない。米国国務省は秋学期に完全にオンラインである学校やプログラムに入学する学生に対しビザを発行しない。また米国税関・国境保護局は、これらの学生が米国に入国することも許可しない。現在米国に滞在しそのようなプログラムに在籍している学生はアメリカから出るか、または合法的に学生ビザを維持するために対面授業のある学校に転校するなどのその他の措置をとる必要がある。対応しない場合、強制退去などの処遇に直面する可能性がある)
Nonimmigrant F-1 students attending schools operating under normal in-person classes are bound by existing federal regulations. Eligible F students may take a maximum of one class or three credit hours online.
(通常の対面授業で運営される学校に通う非移民F-1学生は、既存の規制に縛られる。対象となるFビザの学生は、最大で1クラスまたは3単位までオンラインで受講可である。)
Nonimmigrant F-1 students attending schools adopting a hybrid model—that is, a mixture of online and in person classes—will be allowed to take more than one class or three credit hours online. These schools must certify to SEVP, through the Form I-20, “Certificate of Eligibility for Nonimmigrant Student Status,” certifying that the program is not entirely online, that the student is not taking an entirely online course load this semester, and that the student is taking the minimum number of online classes required to make normal progress in their degree program. The above exemptions do not apply to F-1 students in English language training programs or M-1 students pursing vocational degrees, who are not permitted to enroll in any online courses.
(ハイブリッドモデル、つまりオンラインと対面を併用する授業を提供する学校に通う非移民F-1学生は、1クラス以上もしくは3単位以上の授業を取ることが可能である。これらの学校は、プログラムが完全にオンラインでないこと、学生が全てオンラインで授業を取っていないこと、そして学位取得に向けて必要最低限のオンライン授業しか受講していないことを(大学側が)I-20を通じてSEVPに認定される必要がある。上記の免除は、オンラインコースへの登録が許可されない英語トレーニングプログラムのF-1学生(英語学校)もしくは職業学位を取得するM-1学生には適用されない。)
Nonimmigrant students within the United States are not permitted to take a full course of study through online classes. If students find themselves in this situation, they must leave the country or take alternative steps to maintain their nonimmigrant status such as a reduced course load or appropriate medical leave.
(米国内に滞在する非移民の学生は、全ての授業をオンラインのみで取ることは出来ない。学生がこの状況に陥った場合、米国を離れるか、授業負荷を軽減するか、病気を理由にして休みを取るなど、非移民ステータスを維持するために代替措置を講じる必要がある。)

正直最後の文章の意味が不明です。卒業前の最後の学期以外、留学生はフルタイム(通常学部生12単位、大学院生9単位)の学生でいることを強いられ、受講単位を減らすことは許可されないはずです。

また病気でもないのに病気休暇を取れば?という説明も理解不能です。ちなみに正規留学の場合F-1は日本人の場合5年発効されますが、確か2セメスター欠席してしまうと取り直しとなるはずです。

ビザ再取得にはお金もかかるし手間もかかりますが、この制度は現在の状況によるものでも維持されるのでしょうか?
Due to COVID-19, SEVP instituted a temporary exemption regarding online courses for the spring and summer semesters. This policy permitted nonimmigrant students to take more online courses than normally permitted by federal regulation to maintain their nonimmigrant status during the COVID-19 emergency.
(COVID-19蔓延のためSEVPは春と夏学期のオンラインコースに関する一時的な免除を設けた。このポリシーにより非移民の学生はCOVID-19緊急時での非移民ステータス維持のために、通常許可される授業数よりも多くのオンライン授業を受講出来ていた。)

つまり秋学期は通常運営に戻し、この特別な許可維持しないよ、ということでしょう。しかし経済を優先するはずの現政府が、お客さんである留学生までこのような扱いをするとは驚きました。

留学生である皆さんは自分の大学の留学生オフィスにすぐ確認をし、受講予定の授業がオンラインでないことを確認することを強くお勧めします。例えばハーバード大学ですが、以下の記事によると秋に大学に戻れるのは1年生と3年生のみなので、2年生と4年生の留学生は母国に原則帰国しないといけなくなります。

Harvard and Princeton announce plans to bring back students for the fall semester

一方で以下の質問には移民局担当者が答えに窮してました。
"The bigger issue is some of these countries have travel restrictions on and they can't go home, so what do they do then?"
(より大きな問題は、いくつか国には渡航制限がありその国出身の学生は家に帰れません。そんな彼らはどうすればいいですか?)
"It's a conundrum for a lot of students."
(それは多くの学生に対する難しい問題です)

英語で「良い質問だ」とか「難しい問題だ」というのは答えがないときの返答です。つまり対応策が今のところないようです。

どちらにせよ、F-1ビザで米国滞在されている方は今後の状況・情報に十分にご注意下さい。

2020年7月5日(日) 悲報:人口あたりの新規感染者数でラフィエットは全米6位

残念なことですが私が住む街は今週新型コロナに関してホットスポットに認定されたようです。

We're the #6 in the nation!(10万人あたり270人)

感染率全米ワースト

元となるツイートへのリンクはここです。

Report: Lafayette metro #6 in country for new COVID-19 cases per capita over last week.

1位となったレイクチャールズはここから西に1時間の隣町、大きなカジノが3つあることで有名です。
ツイートでも書かれていますが、3つのカジノともオープンしていて人でごった返しているようです。商売をやっている方にとって連休の週末は書き入れ時ですものね。

州も開くことにゴーサインを出しているのですから、誰も悪くありません。ただ事実として今週は全米一、新規感染者数が多かった街となりました。

本当にテキサスからも観光客が流れているのでしょうか?

ただラフィエットに大きなカジノは存在せず、なぜ爆発的に増えているかは推測がつきません。人々が不注意に動いていて、感染すべきして感染している、と考える以外、どう説明がつくのでしょうか?

因みに先日紹介したニューヨーク一帯から14日の隔離を宣言された州および知事が公衆の場ではマスク着用を義務付けた州の地図を紹介します。

マスク着用を義務付けた州は以下のサイトから7月3日時点の情報です。

What states require face masks in public? Kansas, Texas join growing list of states where it's mandatory

黄色い丸の州が締め出された州、緑の四角がマスク着用義務の州

NYより締め出された州

数字は何を表すかというと、タイトルの通り教育水準の低い順番です。テキサスとノースカロライナは両方に入っていますが、各グループの教育水準の平均を計算すると以下のようになります。
  • 締め出し州:13±10(順位、プラスマイナスの後ろは標準偏差)
  • マスク着用州:30±13(順位、プラスマイナスの後ろは標準偏差)
  • t検定:p<0.01 (教育水準の順位に両群で違いがある、という意味です)
結果のみで考察は控えることにします。

2020年7月4日(土) スタバマグ(#7)@アリゾナ、3月以来のスタバ店内へ

今日はアメリカの独立独立記念日でした。新型コロナウイルスの影響で花火やイベントなどはかなり縮小した、と言われていましたが、昨日の夜でも花火の音がかなり聞こえてきました。

私はただ気分転換したかったので、祝日でも開いていたスタバに出かけました。

3月に外出禁止令が出てから2度ほどスタバに立ち寄りましたが、どちらもドライブスルーでした。店内には入れなかったのです。

今回は経済再開フェーズ2になって中でも購入できるようだったので、あえて中に入ってみました。

何故かアリゾナのマグカップが1つ置いてありました。

アリゾナ州のマグカップ

アリゾナ州のマグカップ

テキサス、ニューメキシコを超えてなぜルイジアナでアリゾナのマグを売るか?という素朴な疑問がわきますが、初めて見ることが出来ましたので写真に収めました。アリゾナだとグランドキャニオンとかサボテン、砂漠、そしてそこに住む生物が描かれていました。

これでスタバマグ・写真コレクションは7番目となります。

さて店内ですが、以下のようになっていました。購入に来ている人でマスクしていた人は半々ぐらいでした。

注文は透明のアクリル板(英語だとplexiglass)越し、待つときも離れて待ちます。

ジャンバラヤ

基本店内では飲めませんでした。ただ店員さんたちは相変わらず狭い所でマスクしながら働いており、ソーシャルディスタンスも何もありませんでした。

ドライブスルーもかなり列をなしていて忙しそうです。何か対策を考えた方がいいのではと感じました。

店内の奥のスペース、やはりテーブルに椅子は横に寄せられていた。

端に寄せられた椅子

少し待ってから注文の品が来たので受取り、外で飲むことにしました。テラス席は離れた場所に2つだけ設置されてありました。

今日はコーヒーにレモネード入りアイスティー。

コーヒーとアイスティー

回りの風景を見ながら短時間ながらお茶を楽しみました。早く店内でお茶が出来る日常が戻ってきて欲しいと願うばかりです。

2020年7月3日(金) オンライン試験の内容を作る難しさー生理学編

1日のほとんどを記述問題の採点に費やしました。教室でのテストだとそれほどたくさんの回答例に当たらないのですが、オンラインでopne book(=なんでも見ていい)の試験だとネットから色々な回答が出てきました。

彼らは内容を理解せずそれっぽいことをコピペしただけ(彼らの回答をコピペしてgoogleすると一語一句同じ文章のページ出てくる)なのですが、それが何を前提にしたことで書いてあるのか、一部を抜き出した不思議な文章の本当の意味は、など全体像を確認ながら部分点を検討するとなると膨大な時間がかかりました。

残念なのは授業で扱い講義ノートにも書かれているにも関わらず、それを見返しもしなかければ自分の頭でも考えていないことです。結局ネットでの回答早探し競走に終始していたようでした。

これでは勉強ではないので意味ないな、と反省しています。遠隔授業で生徒に実りがあるものを提供することは難しいです。

特に生物とか生理学のような暗記に頼る部分が多い科目は猶更です。

そうはいっても大学側から成績を出せ、という締め切りがあるので採点した結果を生徒に電子掲示板上に公表し、最終結果を大学側のサーバにアップしました。基本、担当する夏学期もこれで終了です。

残り1か月はリサーチに頭を切り替えます。

夜になると周りでは花火が上がり始めました。時々光っては音がしています。

独立記念日の週末であることを思い起こさせてくれました。

2020年7月2日(木) 文句・屁理屈を堂々と言える文化@アメリカ

最後のテストを課して夏学期担当授業も終了、と思ったら受けていない生徒がいました。屁理屈を待って対応する余計な業務の発生です。

また今回のテストが難しすぎて時間内に解けません、という苦情メールが複数来ました。そもそもOpen bookの試験にも関わらずです。

私のGA(もちろんアメリカ人)には事前に問題を見せているので確認すると「難しくなく十分に時間内に解ける」と言ってくれました。従って苦情は受けつけません。

しかし勉強しなかったことをいいことに文句を堂々と主張出来るアメリカ人ってすごいと思います。アメリカで生きていく上で逆に見習う(?)必要があるのかも知れません。

ただ私が会社で例えば営業職やっていたときを思い出すと、きっとこういう会話になったはずです。

  • 上司「じゃこの数字がお前の今年のクォータ(quota)だ。よろしく頼む。」
  • 私「こんな数字、多すぎて無理です。達成出来ません」
  • 上司「出来ないんじゃなくてやるんだよ。嫌なら辞めろ」
    (会話終了)
一応言っておくと、直属の上司は日本人でしたが本社も資本も100%アメリカの会社でした。昨日までいた人が解雇されて急にいなくなったり、逆にある優秀な方がライバル会社に引き抜かれたと思ったら3か月後に引き抜き返して戻ってくる、ということが日常的にある企業でした。

従って日米の文化に依存する異なる考え方があったとしても、それほど違いがあるとは思えません。確かに生徒から授業料をもらって授業を提供しているので生徒はお客さまと考える必要があるかも知れませんが、それだったら大学の学位はお金で買えることになります。

まぁ逆恨みされて撃たれない程度に必要だったら対応する予定です。特に今、皆さんピリピリしていますから。

2020年7月1日(水) 科学や数字の話が苦手な人たちのことー私見

今日で私が担当する夏の集中講義は最後となりました。午後は明日のテスト作成で時間がかかりましたが、明日以降はこれらの時間をもっと違うことに割けるので、正直嬉しいです。

統計によると今日もまたアメリカは1日の新規感染者数で過去最高を記録したようです。全米で1日の新規感染者数が5万人を超えたとのことです。

US sees a record number of new coronavirus cases reported in a single day

慣れとは恐ろしいもので、こんなニュースを聞いてもあまり何も感じなくなってきました。「あぁまたか」と言った感じです。

ただ私が住む郡の新規感染者が今日は初めて200を超えたことにはびっくりしました。これで7日間の平均は100人を超えました。

たかだか人口15万程度の街(個人的には村)でです。昨日お伝えしたように陽性者数が上がっているだけでなく陽性率も上がっているので、検査数が増えたから感染者数が増加しただけでなく、郡全体で単純に感染する人が増えているということになります。

あまりにも急激に感染者数が上がっているので、この辺りの病院の医療責任者2人が急遽動画を作って現状を説明していました。

Lafayette General HealthとOur Lady of Lourdesという病院です。


ただ残念ながら上の数字の話、そして動画の話、恐らく半数以上のこの辺りの市民理解できないです。たぶんうちの学科の生徒も同じぐらいわからないはず。

この推論の根拠は分数の計算が出来ないし、割合という概念も怪しいのを普段目のあたりにしているから。恐ろしいけど南部とはそういうところです。

そういえばファウチさんもワクチン接種に関して同様なことを言っていました。以前紹介した記事をもう一度掲載しておきます。

COVID-19 vaccine might not get us the herd immunity we need, Dr. Fauci says
Coronavirus vaccine education effort 'not going to be easy'
(コロナウイルスワクチン教育の取り組みは「簡単ではない」)
Fauci noted that "there is a general anti-science, anti-authority, anti-vaccine feeling among some people in this country -- an alarmingly large percentage of people, relatively speaking."
(ファウチ氏は以下のように述べている。「この国の一部の人々には一般的な反科学、反権威、反ワクチンの感情がある、相対的に言えば驚くほど多くの人がいる」と。)
He said given the power of the anti-vaccine movement, "we have a lot of work to do" to educate people on the truth about vaccines.
(ワクチン反対運動のパワーを考えると、ワクチンに関する真実について人々を教育するには「我々がやるべきことがたくさんある」と彼は述べた。)

マスク然り、ワクチン然り。理解出来ないから受け入れられないと思います。

さて今週末は独立記念日で連休となりまたお出かけシーズンです。2~3週間後にさらに数字が悪くなっていないことを祈るのみです。

注:上に書いた私見はあくまでも平均の話です。一握りのものすごく出来る人は存在しますが、平均のレベルは絶望的に低いです。

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