2018年12月31日(月)
年末年始に開いているお店を探す
今年も最後の日になりました。日本はお正月休みに入りますが、アメリカだと1日を最後にクリスマス休暇が終わるのが普通です。
私の場合来月2日締め切りの論文査読があり、なんでこんな時期に引き受けてしまっただろう?と思いましたが、自分自身クリスマス前に論文を投稿して誰かに負担をかけているので文句を言う立場ではありません。休み明けにはグラントの締め切りもあります。
一時帰国といっても全く休みの感覚がないのが実情です。
家だとなかなか作業ができないので、年末年始も作業できる場所を探しました。電源と出来ればwifiが使いたいのですが日本帰国以来探してもなかなか条件に合うところはないので、せめて場所を提供してくれないかと。駅の近くまで行き散歩しながら主にカフェの開店予定、時間を確認しました。
結論から言うと近所で元日も開いているのはマクドナルド、モスバーガー、クリスピークリームドーナツ、コメダ珈琲あたりでした。マックは先日行ったマックとは別の場所ですが、電源があるのは確認したものの、wifiは検出されませんでした。他はわかりません。それでも仕方ないので、明日はここのどこかで作業しようかと思います。
皆さん、よいお年をお迎えください。
2018年12月30日(日)
日本でコストコに行った時、アメリカで作ったカードでの注意点
日本でコストコに行ってきました。結果から言うとアメリカで発行してもらったコストコの会員カードで問題なく中に入ることは出来ますが、日米のシステムは繋がっておらず支払いの際に常に店員さんの助けが必要になります。
日本では黒いExecutive Cardは発行されていないようですが、入り口でそれを見せても何も言われませんでした。店内の配置はアメリカのそれと一緒でしたが、商品はアメリカでも見られるものもあれば、日本特別のものもありました。
展示されていたパソコンは当たり前ですが日本製が多かったですね。東芝のPCなんて久しぶりに見ました。
びっくりしたのは試食コーナー。みんな行儀よく長い列をなして待っていました。アメリカの田舎町のコストコで試食に行列をなすこともなければ、言われなくても列をなすこともないでしょう。
日本の国民性が出ている感じがしました。一番美味しかった試食は醤油漬けのいくらですかね。ご飯つきで最高でした。
チキンやベーグルはアメリカと一緒でしょうか?パンは日本ならでは製品が陳列されていました。
木村屋のパン!
パン屋さん、どうかアメリカ進出下さい。絶対に菓子パン売れますから。
さて会計ですがレジの方が私のカードを見るなり「Overwriteお願いしまーす」と伝え、マネージャさんが来てすぐに対応してくれました。支払いは日本だと「マスターカード」のみらしいのですが、アメリカで発行されている「Costco Anywhere Card(VISA)」で支払いができました。
ということはシステムはVISAも受け付けてくれるのでしょうかね?
これを試すために外でガソリンを入れてみました。ガソリンスタンドの機械ではアメリカ発行のコスコ会員カードを認証しなければ、Costco Anywhere Cardも認証されず使えませんでした。
会員カード認証は店員さんが来て助けてくれましたが、支払いは5000円か10000円のデビットカードのようなものを購入するように言われちょっと不便でした。
以上、日本でのコストコ経験でした。アメリカでも日本でも買い物は出来るものの、基本的に日米ではシステムが統一されておらず、支払いには常に人的な介入が必要になる、ということになります。
2018年12月29日(土)
Wifi繋がらない、作業できない
日本に帰ってきて時差ぼけに悩まされながらも早速近所のお店をうろうろしています。東京とは言っても端っこで、外国人観光客が来るとは思えない場所なので仕方ないとは思うのですが、全くWifi繋がらず非常に不便です。
駅ビルではそもそもWifi提供していないですし、バス停近くでバス会社が提供するスポットを検出できても、断続的に切れたり繋がったりと不安定です。マクドナルドにも入ってみましたが、お客の数が多すぎるのか、それともWifiそのものが貧弱なのか繋がっても遅すぎて使えません。
ちょっと酷すぎませんかね。
都心に出たらこんなことがないことを祈るばかりです。それともモバイルWifiルータを借りろ、ということなんでしょうかね。そんな金持ちの観光客ばかりだとは思わないのですが。
ちなみにスタバは人が入りすぎていて仕事出来る雰囲気0です。ほかのお客さんも待っているので飲んだら早く出ていけ、という態度がひしひしと伝わってきます。
ほかのコーヒー屋さんも探してみますが、電源確保してあって長時間居て作業してもいいですよ、というところはないんでしょうか。多少コーヒー代金高くても払いますから。
祖母の13回忌と母の7回忌法要のため、日本に向かっています(実は機内でWifi接続中)。今回もアトランタ経由でデルタ航空で帰っていますが、機内でのご飯がおいしく関心しています。
昼は鮭のご飯、朝はホタテのご飯を食べましたが、どちらもなんちゃって日本食ではなかったです。一方でデルタ航空が成田空港もしくは日本から撤退の話は既定路線のようで、以前に比べてアメリカからの直行便が減っただけでなく、今回日本行きの切符を買うときも韓国の仁川空港経由成田行きが「New Flagship」となっていました。
実際、客室乗務員の方と少しだけ話す機会があったのですが、羽田枠が思うように与えられなかったのでこのような方針になっているとのこと。もともと日本に最初に乗り入れた航空会社はデルタと一緒になったノースウェストですし、成田に整備工場もあってアジアのハブ空港としていたのも米系ではデルタだけですから、日本側ももう少し配慮してデルタの日本市場を維持させてあげられないか、とその航空会社を贔屓にしている者としては勝手ながら思うのです。
さて日本に着きましたが空港にTourist Informationができ、豊富にパンフレットや地図を配布するなど対応が進みつつあることを実感しました。
確か2年半ぶりの日本ですが、海外からの観光客のために少しずつ変わっているのですね。
2018年12月27日(木)
ラフィエット市もトルネード警報発令
朝早く起きると、何やら風が強い。外に出てみると季節はずれの暖かさにびっくりしました。朝4時すぎなのに気温で70F超えていましたから。
なんか気持ち悪いなぁと思ってたまたまTVをつけると、テキサスではダラスを出た飛行機が乱気流に巻き込まれて戻ってきたとか。どうやら冬の強い低気圧が通過するようです。
起きちゃったのでしばらく仕事をしていると、今度はビービーっという音が。トルネード警報が出た模様です。
WATCH LIVE: Tornado Warnings and Watches issued in South Louisiana
この辺り洪水警報は良く出ますが、トルネード警報は珍しいです。結論を言うとうちのあたりは大丈夫でしたが、隣町のカレンクロ(Carencro)やクローリー(Crowley)ではトルネードがタッチダウンしたようです。
ただ被害が報告されていないのが不幸中の幸いなところです。もうすぐ年末ですし、気候も穏やかで何事もなくあって欲しいんですけどね。
2018年12月26日(水)
クリスマスイブの発砲事件、犯人捕まる
聖なる日の前日に物騒な話題を振りまいた被疑者が逮捕されたようです。昨日、今日といつになくラフィエット市内でパトカーに遭遇したので、市警察の本気度が垣間見れた矢先でした。
Acadiana Mall shooting suspect arrested
記事によると警察に出頭したようなので、まだ罪の意識があったということでしょうか。それでも違法の銃の所持と発砲などの罪に問われるので、服役は免れないところでしょうか。
ともあれ一安心したニュースでした。
2018年12月25日(火)
ディストリクト・ドーナッツのクリスマス
今日はいつも通りラボに行き、普通に仕事をしてきました。道がすいているし、人も少ないので非常に快適でした。
さて以前に何回か紹介したディストリクト・ドーナッツですが、今週末行ったところクリスマス仕様のドーナッツが売られていました。
おそらく真ん中の棚にある赤い札がついたものがクリスマス仕様のドーナッツです。痩せないといけないのですが、季節ものということでEGGNOGを食べてみました。
見た目ほど甘くなく、食べ応えがあり非常においしいものでした。これって来年のクリスマスまで待たないと同じものは食べられないのでしょうか?
ちょっと待ち遠しいです。
2018年12月24日(月)
ラフィエットのモールで発砲事件
うちではクリスマスのディナーのために朝から準備をしていましたが、外ではちょっとした事件があった模様です。確かに夕方外に出たとき、何やら騒がしいな、と思っていたのですが、こんなことが起きていたとは。
Person of interest identified in mall shooting
(モールでの発砲、被疑者が特定された)
午後4時19分ごろ、アパートから車で5分とかからないショッピングモールで発砲事件があり、命に別状がないものの1人が負傷したとのこと。ショッピングモールはすぐにロックダウンされ、本来クリスマスイブなら人で賑わうはずが、空虚となったとのことです。
VIDEO
最初のニュースでは防犯カメラから取った犯人と思われる画像のみが公開されていましたが、夜中にアップデートで犯人が特定されたとのこと。ただいまだに逃げているようで、情報がある方は提供を、ということでした。
少しでも早く解決を祈るばかりです。
2018年12月22日(土)
ラフィエットにKFCが復活オープン
ルイジアナ(たぶんバトンルージュ)が発祥のRaising Cane's と言うチキン屋さんに押され一時はこの土地から撤退していたケンタッキー・フライド・チキンですが、ようやくフランチャイズが戻ってきたようです。
Lafayette’s Newest KFC Opens Today, First 50 In Line Gets Free Chicken For A Year
最初に入場した50人に52回分の無料食事券($5 Fill Up meals)が配られたようです。52回というと1週間に1度KFCでご飯を食べても、52週分、つまり1年分です。
フライドチキンは毎日食べられないけど、1週間に1度なら食べられそう。
この記事を早く見てれば私も並んだんですけどね。。。
2018年12月20日(木)
大好きなカフェがリニューアルオープンしていた
今日はどうにか懸案の論文を書き上げて、無事投稿しました。夏に一度別なところに出したのですが受け付けてもらえず、新たなターゲットの雑誌向けにかなりのマイナーチェンジをしてようやく再投稿に結び付けることができました。
もっと早くできればよかったのですが雑用と実験に忙しく、なかなか時間が取れませんでした。それでも年内に出せてほっとしています。あとはどんな形であれアクセプトされることを祈るのみです。
さて経営難から一度は売りに出されていたダウンタウンのお気に入りのカフェですが、新しい出資者の元、リノベーションを施し、先日無事リニューアルオープンした模様です。
Downtown’s Carpe Diem! Now Open After Renovations
新しい照明器具に、仕事できるよう電源を増やし、さらにWifiを改善したとのこと。それならのんびりここでも仕事できそうです。
イタリアからの移民が作るジェラートは大変おいしいので、明日にでも訪れようと思います。
2018年12月18日(火)
フランスとオランダでの現金引き落とし
ヨーロッパに旅行の際、質問があったので回答を。
ほとんどのところでクレジットカードは利用出来たのですが、地元のお店だとアメリカや日本発行のクレジットカードが使えないところがありました。またクリスマスマーケットなどの屋台やちょっとしたところで現金の利用が必要なところがありました。
どうしたか、というと私の場合現地のATMでお金を引き落としました。レート的には以前のようなT/Cがあればいいのですが、廃止された以上こうするか、アメリカ発の場合大きな銀行で現金を事前に交換するしかなさそうです(しかしラフィエットのような田舎街だとこういうのは非常に面倒くさい)。
私の場合、昔作って今も口座を維持しているCitibank(現在はSMBC信託銀行)のATMカードで、現地のHSBCなどPLUSやCirrus、もしくはMaestro networksのカードを受け付けているATMで利用手数料なしで現金を問題なく引き落とすことが出来ました。この口座の詳細は以下のリンクを参考下さい。
PRESTIA(プレスティア)はSMBC信託銀行(旧シティバンク)のサービスでメリット大!
最初空港にあるTravelexの両替機でやろうとしましたが、引き落とせるもののATM手数料として3ユーロ取られる、というのでやめました。空港内を少し歩けばHSBCの支店があって無料で引き落とせることがわかったからです。
一方で私アメリカではChaseに口座がありますが、やはりここのATMカードでは現地でお金を引き落とすことは出来ませんでした。ただし以下にあるように、アメリカのATMカードでも海外で引き落とすことができるものがあるようです。私は持っていないし、試してもいないので保証は出来ませんが。
ちなみに今回使った日本のATMカードは5年ぐらい前に学会でスイスに行ったときも問題なく使えたので、ヨーロッパの大抵の都市では問題なく使えるように思いました。カードを使えるところはカードを使い、現金使用は必要最低限にしたので、私の場合アメリカのものを作らずこれで十分のような気がしました。
ご参考まで。
他の参考サイト(アメリカ在住者向け)
ATMs Abroad: What Travelers Need to Know
2018年12月17日(月)
ガソリンの値段がガロン1.8ドルを切っていた
今日も朝から歯医者に行って治療を受けてきました。自分の不始末とは言え、歯医者さんにこんなにもお世話にならないといけないか、と後悔しきりです。
言い訳をするつもりはないのですが、現在の歯の予防法ってこんなにも変わっているのか、というぐらい変わっています。子供のころにデンタルフロスなんてするどころか存在すら知りませんでしたから。
体重管理もそうですが、歯も日頃から気をつけないといけないことを痛感します。ちなみに今日は歯医者でもperiodontistというスペシャリストに色々と突貫工事をされ、麻酔とその後の痛みで何もできずに一日が終わってしまいました。
実はヨーロッパから帰国後、風邪もひいてしまいました。土曜日まで気合で会議や卒業式に出ていましたが、その後ダウン。のどは大丈夫ですが、咳と痰が出ています。
ただ今日これだけ寝ると、さすがに回復した気がします。歯医者で出されたコデインの入ったアセタミノフェンは強力でした。
明日から復活しようと思います。
2018年12月16日(日)
ガソリンの値段がガロン1.8ドルを切っていた
アメリカに戻ってきてガソリンを入れたのですが、1週間前よりもガソリンの値段が安くなっていてびっくりしました。たまたま来ていたバトンルージュのコストコでの値段(通常、地域の最安値だと思います)でレギュラー、1ガロン1.799ドルでした。
OPECが12月に減産を決めたニュースを聞いた気がするのですが、それ以降も供給過剰なのかこのあたりで価格が下がった様子はありません。
クリスマス休みに入って移動も多くなるので、ガソリンの値段が下がるのはありがたいですが、ルイジアナの懐具合はどうでしょうか。
金曜、土曜と学期末のため忙しくしています。これが終われば自分のことに時間が持てるので我慢のときです。
さて短い滞在でしたが、パリで撮った写真を掲載します。結論から言うとデモで暴動がすごい、というニュースがありましたが、私が滞在したのは平日でしたので何も影響がありませんでした。
もっとも警察や軍による警備・見回りは徹底していましたけどね。
1.ヴァンドーム広場
中央の記念柱は、ナポレオン1世がオーステルリッツの戦いの勝利を祝って設置されたものだそう。
2.ルーブル美術館
時間がなくて中には入れませんでした。入場に人がすごく並んでいました。
3.エッフェル塔
セーヌ川越しに右岸からみたエッフェル塔。確かに夜、定時になるとキラキラしていました。
4.凱旋門
前述のとおり平日でしたので何も問題はありませんでしたが、土曜日はデモの中心地だったようです。事実いくつかのお店のウィンドーが割られた痕があり、いまだに木版をガラスに張り付けているお店がありました。狙われていたのは富の象徴である高級ファッションのお店や金融の支店でした。
5.シャンゼリゼ通り
クリスマスで木々は赤に点灯されていました。思ったより道幅が広くてびっくりしました。
6.どこだか不明
ちょっと入ったらこのように中庭があって、クリスマスの飾りつけがしてありました。本家はこちらでしょうが、このような風景はニューオリンズでも見かけられます。
地震がないのか、昔に建てられた建築物が上手に保存されているな、という点で印象的でした。
P.S. 画像をクリックすると拡大出来ます。
実は12日にすでにアメリカに戻りましたが、ブログはしばらく今回の出張のことを書いていこうと思います。基本私の日常を描いても全く面白くないのは明白ですから。
今回はフランスのシャルルドゴール空港を利用してAir France運航による便で帰ってきたのですが、そこそこトラブルに巻き込まれました。早朝だったこともありパリ市内よりバスを利用して空港に行ったのですが、何か起きていて目的のターミナル2Eにバスが入れずじまい。仕方なく隣のターミナルから大きな荷物を持って歩く羽目になりました。これが1つ目。
ウェブ上でのチェックインが出来ず(おそらく初めてグリーンカードを使ってのアメリカ入国のため?)通常のチェックインカウンターでチェックインをしたのですが、担当された年配の方が失礼ながら英語ができないこと、出来ないこと。コミュニケーションをとれるレベルではなく、時間がかかり正直かなりイライラしました。
市内ではあれ程通じていたのに、空港でこれとはびっくりです。これが2つ目。日本でもこのようなことがないことを祈るのみです。
どうにかチェックインを済ませて中に入ろうとすると、途中ものすごい人で身動き取れず。手荷物検査場そのものはそれほど混んでいなかったのですが、その手前で人が群がっていてなかなかそこまでたどりつけませんでした。
もしかしたら前日フランス東部ストラスブールのクリスマス・マーケットでテロがあり犯人が逃走中だったので、何か影響があったのかも知れません。事実隣国ドイツではいくつかの国境を閉鎖もしくは厳しく制限した、という話を空港で聞きました。
ともかく十分な時間を見積もってホテルを出たのに、バスが遅れてなかなかターミナルに着かなかった挙句チェックインに手間取り、さらに手荷物検査場にもなかなか入れずフライトをミスるかと危惧するほどでした。これが3つ目。
それでもお手洗いに行きたくなったのでトイレに行くと、断水で水が流れず異臭が漂っていました。手も洗えない始末。飛行機に乗る前に不快になりました。これが4つ目。
どうにか走って搭乗口に行きましたが、まず並ぶ前にパスポートとグリーンカードを確認させられ、さらに搭乗前に「ランダム」と言いながらかなり高い確率で必要書類と手荷物のバックを検査されました。身分の検査はチェックイン時を合わせてこれで3回になりました。
安全が最優先ですのでもちろん協力しましたが他に何かいい方法はないんでしょうかね。これが5つ目。
Air Franceの機体(ボーイング777-300ER)は古く、シートの質もエンジン音のうるささもいまいちでしたが、それに比べて機内サービスは良かったです。食事は美味しかったですし、ギャレーに飲み物置いてあって好きなときに好きなものを飲めたのは有難かったです。
最後に初めてグリーンカードを用いてアメリカ再入国をしましたが、ここは問題ありませんでした。海外滞在日数とその目的を聞かれただけでした。
ただ審査を受ける際、並ぶ列の長さはビザ持ちやESTAの人とも変わらないですね。指紋を取られない分、少しだけ審査時間が短かかったぐらいでした。
入国先の空港はアトランタだったのですが、英語が溢れていて安心しました。特に南部英語を聞くとホッとします。
日本ほどではないにせよ、自分にとってアメリカもホームになってきています。
今回の出張のもう一つの目的であった友人の大学を訪問し、今後一緒にどう仕事が出来そうか模索してきました。彼が勤務する大学はパリ郊外のUniversity of Évry Val d'Essonneというところです。
滞在先の最寄りの駅からだとRER C線でJuvicy駅まで行った後、RER Dに乗り換えて大学の近くのGare d'Evry Courcouronnes駅に行きました。
フランス語は全くわかりませんが駅の窓口で切符を買うのは英語で済みましたし、鉄道システムも日本のそれとほぼ同じといってもいいでしょうから、特にトラブルはありませんでした。さらにパリの駅では液晶画面で停車する駅が表示されていて、さらにRERは列車内にも行先と泊まる駅名が表示されていたので、行先が間違っていないか確認出来て便利でした。
ちなみにRERの料金はZone制度を取っていて同じゾーン内なら同じ料金でした。私の場合はzone 1(パリ市内)からzone 5で片道6.15ユーロでした。
Gare d'Evry Courcouronnes(駅)、結構大きくてびっくりしました。
駅まで友人が迎えに来てくれ、その後一緒に大学内を歩き回りました。街の再開発にしても大学にしてもまだ比較的新しいようで、これから発展しないと、とのことでした。その分大学の校舎も近代的できれいに見えました。
大学ののぼり
彼のオフィスがある階
ラボがあるところ、生物学科も同じ階のようです。
研究発表のポスター、どこも壁にポスターを張るのは同じようです。
図書館の入り口
ランチを一緒にした後、今後の話をしてきました。国は違えど、お互い少しでも研究やってどうにか業界で生き残ろう、というのがメインな話でした。
短い時間でしたが非常に有意義な時間でした。
学会が終了後、パリに移動しました。移動はすべて電車。オランダのマストリヒトからベルギーのLiège-Guillemins駅経由でBruxelles Midi/Brussel Zuid(ブリュッセル南)駅まで普通の列車で行き、そこからThalys(タリス)でGare du Nord(パリ北駅)に行きました。
移動日前日にパリでデモがあったり、当日ドイツの鉄道会社がストライキで電車がすべて運休していたりと不安要素はありましたが、無事移動できました。タリスは特急で全席指定なのですが、Wifiがしっかりしていて、電源もあり快適でした。
事実、そこで一つ仕事を終わらせて、相手にメールを送ることができたぐらいでした。パリ北駅は大きく、きれいな駅舎でした。
パリ北駅、構内
パリ滞在目的はポスドク時代の同僚に会うことです。彼はフランス人で自分の故郷で職を取り、今夏から働き始めました。
会えるのが非常に楽しみです。
2018年12月10日(月)
オランダ滞在で気づいたところ
オランダのマストリヒトに3日間滞在しましたが、いくつか気づいた点があったので書き残しておこうと思います。
1.スーパーでの袋持ち込みが徹底していた
アメリカだとまだまだ無料でプラスティック袋をくれますが、オランダでは持ち込みが徹底していました。買い物には皆さん袋持参で、物品を購入後、自分でそれらを袋に入れて持ち帰っていました。
必ずしもエコバックではなく、普通にプラスティックの袋を再利用していました。エコの意識がしっかりしていると思いました。今は日本もそうなんでしょうか?
2.朝ごはんがおいしい
ホテルはアメリカ系のホテルでしたが、朝食がしっかりしていてびっくりしました。スクランブルエッグとソーセージだけでなく、ハムやチーズなどが豊富に提供されていました。これは一般的なオランダの傾向なのかどうかはわかりかねますが、1日を楽しく始めることができました。
3.コーヒーがおいしい
オランダでコーヒーの消費が多いのはおいしいからだそうです。今まで同じ名前のカフェ・マキアートを飲んだことありましたが、こちらでは姿が違いました。
特にアートではなく、こんな感じ
気に入ってしまい滞在中3回ほど飲んでしまいました。
4.英語は通じる
少なくともマストリヒトでお店に入った場合、英語が通じないことはありませんでした。本当に助かりました。
5.チップがいらない
ヨーロッパなのに基本チップがいらないそうです。あげる場合でも端数切り上げとか数%で十分だそうです。
アメリカの最低15~20%という数字はいったいなんなのでしょうか?最初入ったレストランでは知らないで20%ほど置いていきましたが、びっくりしたことでしょう。
6.地元のお店だと海外のクレジットカードが使えないことがある
地元にはECカードというのがあるそうです。どういうのかわかりませんが、海外からの旅行者は自国のクレジットカードに頼りすぎないで、多少の現金を用意したほうがよさそうです。
取り急ぎ、備忘録でした。
2018年12月9日(日)
マストリヒトを少し探索
一昨日からずっと学会に出ていましたが、折角のなのでランチの時間に散歩してきました。コンシェルジュに聞くと城壁が近いとのことなので、そこに行くことにしました。
しかし天気が悪く、少し歩き始めると生憎の雨です。どうにか目的の昔の城壁の跡に行きました。
大砲もまだあり、当時をしのばせてくれます。そのすぐ裏にはさらに歴史を感じさせてくれるヘルポールト(地獄の門)がありました。
1229年に建造された門で、ペストが流行したときには患者はこの門の外に追い出されて隔離され、中に戻れなくされたとのことです。原因がわからなかった当時はそうするしかなかったんでしょうか。
この辺りではさらに雨がひどくなったので学会会場に戻りました。そして最後のセッションに出席してすべての荷物をまとめ、帰途に就こうとすると空は見事に晴れていました。乗る電車にも余裕があったので、駅に着くまで写真をとることにしました。
聖セルファース橋
これも13世紀に造られた橋だとか。今でも現役で車だけでなく歩く人や自転車で通る人がたくさんいました。川の名前はマース川だそうです。
市街地の様子
この辺りはジブリの映画に出てくるような小さいけれどかわいい造りの家がたくさんありました。道路は整地されている部分と石畳がありますが、私は川のあたりから駅までスーツケースをがらがらさせてながら歩けたので、大きな荷物を持っていても大丈夫な道路です。
駅のすぐ近くの風景
この辺りは新市街地ですが、クリスマスツリーが飾られ奇麗になっていました。夜歩いた時はライトアップされていました。
マストリヒト駅校舎
行きも帰りもこの駅から電車を利用しました。インフォメーションセンターもあれば両替所もある駅で、商業的にかなりしっかりしています。マストリヒトにはメジャーな空港がないので、電車か車で乗り入れる必要がありますがとにかく風景がきれいな場所でした。
機会があればもう少しゆっくり訪れてみたいです。
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2018年12月8日(土)
マストリヒトのスーパーを探索
学会なので基本朝から晩までホテルにいて人の話を聞いているのですが、息が詰まるので夕食後に街を歩きました。無事に発表も終わりましたので、少し息抜きです。すると近くにスーパーがありました。
Albert Heijn
Plein 1992 52, 6221 JP Maastricht
奇麗な店内で安心して入れました。表示を見る限りオランダ語だけなので地元のスーパーでしょうか。入ってすぐに野菜コーナーがありました。
陳列がきれいです。
しばらくするとハムとかサラミが。美味しそうでアメリカより安い気がします。
こちらに来てパンをたくさん食べていますが非常に美味しいです。粉を売っていましたが、ここで購入して作ればおいしいのがアメリカでも作れるでしょうか。
クロワッサンもこの値段。ちょっと衝撃的です。
ちなみに日本食だとこれらを見つけました。
そば?
日清さん、アメリカにもこの製品を提供してくれると嬉しいです。また物価ですが食品に関してはアメリカより安いものが多く、こちらのが暮らしやすいかなと感じました。
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2018年12月7日(金)
学会参加中@マストリヒト
昨日から学会参加のためオランダのマストリヒトという街に来ています。自分の研究分野である年齢やガンなどの影響による骨格筋の衰えが無視できないけどどうしようか?といった話です。
午前中のセッションによると35か国から参加者がいるとのこと。コンベンションセンターではなくホテルでやるぐらいなのでそれほど大きな学会ではないですが、専門の方々が集まっているのでしょう。
ホテルの入り口にのぼりが立っていました。
オランダに来たのは初めてですが、ここマストリヒトは歩ける範囲に色々なものがあっていいです。オランダで一番古い街とのことですが、歴史を感じさせる建物が残っていて街並みは非常に奇麗なところです。
こちらに住んでいる日本人の方もいらっしゃるのでしょうか、夜に旧市街に出る橋を渡った時に日本語で話すグループに遭遇しました。地元でもほとんどの方が英語を話すようで、どこのお店に入っても今のところ問題ないのが有難いです。
ただ晩に行った地元のレストラン(英語のメニューがなかった)ではアメリカのクレジットカード(Visa)が使えないことがありました。多少の現金は持っていた方がよさそうです。
2018年12月4日(火)
歯のクリーニングって痛くないですか?
午前中、歯医者により本物クラウンの設置と歯のクリーニングをしてもらいました。クラウン設置にせよクリーニングにせよ、今回も麻酔をされました。
まず表面麻酔のようなものを口の中に塗られ、そのあと口を開けながら「目を閉じてください」と言われて一瞬目を閉じてまた開けると、そこには大きな注射器が。日本の一部で使われているような電動式注射器ではなく、手動でした。
針が歯肉に入っていく感覚はありましたが、痛みという感じではないものでした。これで治療開始。
まずは仮のクラウンを外されて、本物のクラウン設置。仮のクラウンがしっかり入っていて取り出すのに少し手間取っている感じでしたが、それ以外は非常に順調。おそらくクラウンをはめる前に乾かすのに使うエアーが沁みましたが無事終わりました。次はクリーニングです。
医師と交代で歯科衛生士が来て作業してくれましたが、正直麻酔してても痛かったです。歯医者が怖くて数年来てなかったので歯石がたまったかもしれないことは重々承知し責任は私にありますが、それにしてもガリガリやられて痛く感じました。
主に下の歯を念入りにやっていましたが、上の歯より下の歯の方が麻酔が効いていない気がしました。大人でも十分に痛く、夜になっても少し違和感があります。
3か月後またチェックアップ、ということで予約を取りましたが、まめにチェックしてもらって早めにプラークを取ってもらえれば、これほど痛みがないのでしょうか?それとも日本の方がテクノロジーが発達しているのか、歯科衛生士さんの腕がいいのでしょうか。もしくは私の歯周病が進行しているのか、そもそもこの程度の不快感は仕方のないものなのでしょうか?
また歯医者嫌いが促進されたような今日の訪問でした。良い子の皆さん、毎日歯をきちんと磨いて歯を大切にしましょう。
2018年12月3日(月)
パパ・ブッシュさん死去につき半旗
通称パパ・ブッシュ、と呼ばれる元ブッシュ大統領が死去し、国葬のために今日ワシントンに移送されたようです。アメリカだと至るところにアメリカ国旗を見ることができるのですが、今日はどこも半旗になっていました。追悼ということでしょうか。
Cnn.comとか読むと亡くなられた方に悪口はいわない、というわけではないでしょうが好意的な記事が目立ちます。同じ共和党でも人の融和という点では現大統領とは対極をなしている、といったような記事も見ました。
個人的には湾岸戦争開始を思い出します。TVで中継を見ましたが空爆シーンがまるでゲームのようで「これは本当の戦争です」のような解説がわざわざ入った記憶があります。
巡航ミサイル「トマホーク」という言葉を覚えたのもこの時でしょう。あの時多国籍軍を取りまとめていたのがパパ・ブッシュ大統領でした。
5日が国葬のようです。そのあとテキサスに戻ってきて、ジョージ・ブッシュ大統領図書館の敷地に埋葬されるとのこと。奥さんが4月に亡くなられていたから、夫婦という意味ではすぐ傍に行けて幸せなのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
2018年12月1日(土)
既存のPCに新しいSSDにてWin10をクリーンインストール
ブラックフライデーセールでSSDを購入しましたが、時間がなくラップトップになかなか導入出来ませんでしたが、今日ようやく行いました。SSDは以下の商品です。
人並みにブラックフライデーを楽しむ
私の場合新しいSSDにWin10をインストールし、Thinkpad E430の既存のHDDと交換することです。色々と調べると、一度Win7からWin10にアップグレードした場合、プロダクトキーなしで機種を認識し、Win10が認証されるとのことでした。またまっさらなSSDだとフォーマットせずそのままWin10を入れてくれるようです。
やった方法(必要だったのはプラスのドライバーのみ)
BIOSで読む込み順のトップをDVDにした(インスールメディアがDVDのため、USBメモリーの人はUSBに)
HDDをラップトップから取り出す
SSDを備えつける
Windows 10 のインストールメディア(ISO)をDVDドライブに入れる
電源を入れ立ち上げる
指示に従いWin 10をインストール(以前にやった通り)
参考:Win 10のクリーンインストールしました
Thinkpad E430の分解は簡単でした。ネットにいくらでもやり方が転がっていました。HDDは横の4つのネジを外して銀色の枠(アダプター?)を取り出し、新しいSSDをはめ込んでまたネジをしめました。その後ラップトップへの装着は非常に簡単でした。
Hard disk drive removal and installation - ThinkPad Edge E430, E430c and E435
Win 10インストールそのものは電源を入れてから15-20分程度(インストールメディアがDVDのため、USBドライブ経由ならもっと早いかも)で終わりましたが、私の場合その後2つのことに時間をかけたので、総インストール時間は途中抜け出したのも勘定にいれて4~5時間ぐらいでしょうか。
1. インストールメディアが2017年に作成したものだったため、Windows Updateをすると2018年のアップデートをすべてインストールすることになり、これに数時間費やしました。2018年の一番新しいサイトからメディアを作成すれば、少しは時間を節約出来るのでしょうか?
2. Thinkpadの場合、ドライバはマイクロソフトストアからLenovo Vantageを導入して、それを起動すれば全部やってくれる、とのことでしたが、私の場合機種が古いためなのか全然だめでした。当初有線LANのダウンロードスピードが以上に遅くLenovo Vantageすらダウンロード出来ない状態でした。そこでドライバーを最新のにしたら通常に戻り、以下Windows Updateなどが比較的すんなりいきました。またディスプレイのドライバも古く、最新のものにしないと使い物になりませんでした。結局、ドライバ類はすべてマニュアルで更新することになりました。何かソフトがあるのなら、ドライバだけは以前Win10で快適に動いていた環境をそのまま移し替えたほうが得策かと思います。
SSDに変えて確かにWin10の起動は早くなりましたが、当たり前ですがネットサーフィンはそれほど変わらないですね。ファイル起動も確かに速くなりましたが、爆速というほどでは残念ながらありませんでした。
やっぱり近い将来ラップトップ購入を検討しないといけないのかも知れません。