2019月3月
2019年3月10日(日) クイニピアック大学のアイスホッケー部の話

気づくとDaylight saving time、いわゆる夏時間が今日から始まりました。正確には今日日曜日の午前2時になるとぴよーんと午前3時になってしまったわけです。

今年の夏時間は11月3日までとか。それまで東時間の冬時間を過ごすこととしましょう。

さて3月に入り、こちらでもMLBのキャンプの話題がちらほら出てくるようになりました。バスケやアイスホッケー特にカレッジはそろそろ大詰め、トーナメントによる決勝戦の時期です。

今まであまり書いたことないのですが、コネチカット州のQuinnipiac大学(発音はクイニピアック、よく大統領選のアンケートなどで新聞でキニピアック大学調べと書いてありますが、発音は違います)で1年間大学院生アスレチックトレーナーとしてアイスホッケーチームを担当したことがあります。メインは女子でしたが、男子チームも相当数カバーしました。

当時はお世辞にも強くなかったのですが、大学内にアリーナを作りリクルートを強化したせいか、特に男子は強豪の1つになりつつあります。今年も今日現在Div 1で全米5位にランキングされていて、プレーオフ選出はかなり堅いのではと推測します。

その当時のヘッドコーチともいまだに連絡とっていて、1年に数回ながらアイスホッケーの話をします。今まで2度決勝まで行ったことがありますが、頂点を取れていません。今年こそチャンスがあるといいな、と思い氷や雪に縁がないルイジアナからささやかに応援している次第です。

まずは今週から始まるECACトーナメント、手堅く勝って欲しいと思います。

2019年3月7日(木) Experimental Biologyに行くことに決めました

要旨を出して受諾されたものの、学内の問題で参加になかなかゴーサインが出なかった学会に「Experimental Biology」がありますが、見切り発車で行くことにしました。色々と制度が変わり要旨がないと出張申請や事前旅費申請が出来なくなる一方で、申請して1か月経っても返事は来ず、かといって飛行機やホテルは学会開催1か月前を切って取りづらくなる、という悪循環。

潤沢に研究資金を持っていれば、もしくは学部ごとにしっかりとした予算を持っていればこんなことにはならないと思うのですが、いつまでも待っていられないのでホテルや飛行機などを予約しました。かなりの額を身銭で切ることになりそうですが、現状仕方ありません。

しかし一切の外部研究資金を持っていない人はどうやって学会に参加するのか、不思議です。

ちなみに場所はフロリダ州のオーランドというところ。場所柄ホテルが高いのがネックです。空港からコンベンションセンターまでの列車はなく、公共の移動機関はバスのみが運行されているようですがどれだけ時刻通りに走るのでしょうか?

今のところ111番のバスに乗ればコンベンションセンター付近に1時間程度で着きそうですが、出張で空港から1時間かけるのもどうかなと考えます。ということは高くてもUberかTaxiの利用が欠かせないようです。うーん、またコスト高。

夏の期間であればここから12~13時間運転でもいいですが、学期中ですし今回は一人で参加ですしこれも効率いいとは思えません。

ともあれこの学会に出席しますので、もしいらっしゃって私を見かけた方は気軽にお声をかけて下さい。お茶でもしながら情報交換出来たらと思います。

遠いから日本からの参加は少ないかも知れませんが。

2019年3月6日(水) ブログ村に記事が反映されるようになっていた!

まず1つ目、ブログ村に新着通知が届かなかった件ですが、今日確認したら到着し始めたようです。少なくとも2月中旬ぐらいからの記事がブログ村内でも反映されてきていました。どのような仕組みがわかりませんが、有り難いことです。

これによりブログのレンタル先変更の検討も辞めることにしました。ブログ村さんと連携が取れるのなら、変える理由はないですから。

2つ目、今日も寒かったです。大学のオフィスに行ったのですが暖房が入っていませんでした。それでもオフィスで作業をしたのですが、温かい飲み物が手放せません。

お茶にコーヒーに、と飲んでいるとカフェインの影響か今度はトイレに行くことがやめられなくなりました。効率の悪い1日でした。

3つ目、3月入りカレッジバスケが佳境に入ってきました。今週はシーズンの最終週、来週からはカンファレンスごとにトーナメントが行われるはずです。フットボールが完全に終わった今、マーチマッドネスのブラケットに向けて少しずつ情報収集しないといけません。

日本人だからとかバスケ経験者じゃないからとか、言い訳している場合でない季節が近づいています。

2019年3月5日(火) 室内同軸ケーブルネットワーク化、悩む

今日はマルディグラ当日でどこも最後の盛大なパレードが行われたかと思います。大学の休みは実質今日までで、学生たちは華やかな祭り後に襲ってくるブルーな気分と戦い始めた頃でしょうか。

私自身は普通にラボで過ごしました。たまたまリサーチセンターのディレクターも来ていて話をしましたが、彼の出身のフランスや学生時代を過ごしたスイスでも、時期は多少違っても盛大にマルディグラを祝うようです。

彼の話によるとそこのパレードは朝が明ける前から3日間ずっと続くとか。マルディグラのパレードはどこもクレージーのようです。

この休み期間、同軸ケーブルによる室内ネットワーク構築のためのアダプター購入を考えていましたが、結論が出ませんでした。私の理解が正しいのならば最低2つアダプターを購入する必要があるのですが、2つで100ドルを超えるので結構な投資だなぁと考えるようになったからです。

アパートの大家さんから建物のケーブル敷設状況について図面でももらえるともう少しイメージがわくのですが、現状だと実際どの程度の速度が出るかわからないのも購入を躊躇させています。今のWifiのままでも動画を視聴できないこともないのも今一歩踏めこめない原因でしょうか。

一番お金がかからず確実なのはやっぱり有線のLANケーブルをこの同軸ケーブルが配線されている経路と同様に設置することなんですけどね。

仕事の方ですが休み中返ってきた論文の手直しを完了して再投稿しました。先ほど再び査読に回ったというメールをもらいました。今度は無事理解を得て受諾されることを祈っています。

2019年3月4日(月) NIHのバイオスケッチ、作成の仕方

昨晩からここルイジアナでも季節外れの寒い気候となっています。気づいたら気温は30F台、これじゃ真冬です。風もあって今日は一日中肌寒く感じました。

さて今日は備忘録です。1月にNIHにグラント申請をしたのですが、ポスドクの時に作成したバイオスケッチと現在のとはフォーマットが変わっていました。以下のようにテンプレートを提供しているサイトもありますが、

Biosketch Format Pages, Instructions and Samples

ウェブ上で指示に従って作った方が楽だったので記しておきます。なお画像はクリックすると拡大します。

1. NCBIにサインインする。

My NCBI Login

新しくNCBIのアカウントを登録してもいいですし、eRAコモンズとかGoogleのアカウントとリンクさせてもサインイン出来るようです。

2. サインインに成功すると以下の画面が出てきます。

画面1

3. まずは左下中段のMy Bibliographyで自分のPublicationリストを作成します。Manage My Bibliographyをクリック。以下の画面が出てきます。

画面2

4. 右にある3つの方法によりリストを作成します。私はAdd from PubMedから自分の論文を検索して追加しました。

5. 左上の「MyNCBI」をクリックしてホーム(元の画面)に戻ります。

6. 次に右下の「SciEncv」の欄の「Click here to create a new CV」をクリックして肝心のバイオスケッチ作成に入ります。次の画面で「Biosketch name」で適当に名前をつけて(後で変更可能)一番下の「Create」をクリックします。

7. 以下のような画面が表示されます。右上に書いてある通り作成されたバイオスケッチはPDF、WORD、XMLのフォーマットでダウンロード出来ます。

画面3

NIHのバイオスケッチで必要なのはそこにあるように

ーEDUCATION/TRAINING
  1. Personal Statement
  2. Positions and Hornos
  3. Contribution to Science
  4. Additional Information: Research Support and /or Scholastic Performances
の項目です。後は画面の指示に従ってタイプしていくだけとなります。例えばですが、ーA. Personal Statementだと以下のような画面が出てきます。

画面4

一番上の「Edit statement」をクリックして自分の研究成果を記述した後、それに関する論文を下の「My Bibliography」から選択し(このために先にリストを作成します)、最後に「Save citations」をクリックします。これで研究成果の記述の下に選択した文献リストが自動で挿入されることになります。

8. すべてもしくは途中で経過を見たければ7で紹介したPDFかWORD、XMLのダウンロードリンクをクリックすることでローカルに保存することが出来ます。

なお各項目にどんなことを書けばいいのかは色々なサイトで紹介されていますが、私は以下の2つのサイトを参考にしました。ご参考になれば。

Quick Tips on Improving Application Scores Using the New NIH Biosketch

2019年3月3日(日) マルディグラのディストリクト・ドーナッツ第2弾

先週訪れたときはその週に行進が行われるNyxとMusesを模したドーナッツが販売されていました。今週もニューオリンズでは大きなパレードが行われるので、それに乗っかった違うドーナッツが販売されるかな、と思いお店に立ち寄ってみるとやっぱりありました。

BACCHUS(バッカス)とZULU(ズールー)でした。

しかしバッカスが、、、ない

Zuluドーナッツ

見ての通りバッカスはすでに売り切れで、ズールーのドーナッツだけを拝見出来ました。一体バッカスのドーナッツはどんなものだったのでしょうか?因みにクルーの簡単な紹介を以下に記しておきます。

Krewe of Bacchus

今年のバッカスのテーマは「Starring Louisiana」でルイジアナで撮影されたTVショーとか映画をフィーチャーする予定だそうです。また恒例の有名人を招待する「King」は俳優のジェンセン・アックルズとか。

Krewe of Zulu

Zuluはアフリカ系アメリカ人によって先導されるパレードで、ルートも他のクルーとは少し異なるもの。このパレードでしか得られない「Zulu ココナッツ」は特徴があって貴重であり、ぜひとも集めたい一品と聞いています。

ちなみにZuluのドーナッツ、買って食べましたがこれもまた美味しかったです。個人的な感想ながらここのドーナッツは本当に外れがありません。

2019年3月2日(土) 隣町のマルディグラ・パレードに行きました

今年のマルディグラは天候に恵まれませんが、今日はどうにか天気が持ちそうだというので、隣町のYoungsville(ヤングスビル)で行われたパレードに参加してきました。

Youngsville Mardi Gras Parade

上のページにもある通り低予算でフロートに乗れる側につける、というものです。先日紹介したKrewe of Musesなどはお金を持っていても順番を待たないといけないぐらい人気のあるものですが、ここはどうぞ、どうぞという感じでしょうか。そのかわりパレードに参加する山車もしくは車の数は100近いそうです。

11時開始、ということですが10時すぎには会場に向かい、友人の家族とも無事会えて一緒に場所取りをしました。我々が戦略的に陣取ったのはランドバウトがあってそこのコーナーに入るとどの台車もスピードを落とさざるを得ないところです。

真ん中右端の黒マル付近

パレードルート

上の地図も見れば分かる通り、11時開始でも出発地点は黄色で記された左端のところです。実際我々のところまで来るにはゆうに1時間ぐらいあり、それまでは友人とお菓子を食べたり、談笑をしてたりしました。

ようやく警官のバイクによる先導隊がそこに来たのはまさに12時を回ったところ。お菓子を片付け、大きな袋を開けて先頭体制に入りました。

そこからは長いパレードの始まりでした。山車の装飾はニューオリンズやラフィエットのそれより簡素でしたが、数が本当に多かったです。

また参列した観客が思ったよりもはるかに多くビーズなど取り合いになりましたが、そこは大人同士譲り合いながら戦利品を分け合い、楽しく過ごせました。酔っぱらいもなく子供にも優しいマルディグラでした。

子供がたくさん写っているマルディグラの画像

2019年3月1日(金) 同軸ケーブルによる室内ネットワークの検討

現在Wifiを利用して家庭内のネットワークを築いていますが、結構壁があるのと荷物が積んであるせいか、どうもつながりの悪いところがあります。スピードテストによると有線でつないだ下りの速さは100 Mbpsとなっているのですが、部屋が違うと無線Wifiで6M bps程度しか出ません。

例えば居間のテレビの横にパソコン置いてネットの画像をテレビで見ているのですが、途切れたりカクカクすることが多くストレスです。ブリッジとなるWifiエクステンダーを買って中継地点を作ったのですが、それでも途切れることが多いのです。

そこで有線LANをずっと検討していたのですが、アパートなのでむやみに壁に穴を開けるわけにもいかず、かといって目立つところに線は引きたくないので困っていました。ただよく見るとうちのようなアメリカの典型的なアパートにはケーブルテレビ視聴のための同軸ケーブル口がどの部屋にも引き込まれています。

あれ、これって利用できないの?と思い調べると普通に(たとえ日本語でも)検索に出てきました。

同軸ケーブルを用いたホームネットワーク

こんな簡単なことなんで気付かなかったんだろう?と反省しました。かなり昔に電話線による家庭内LAN構築の話は知っていましたが、同軸ケーブルによるそれは今日まで考えもしませんでした。

MoCAという規格がすでにできており、アダプターをかませれば問題なくEthernetと共存できそうです。ケーブルTVを現在使用していない我が家の状況を考えれば、干渉のことも考えなくて良さそうです。

Cable TV over Ethernet

速さも現在の規格(2.0)で1G bpsまで対応しているそうなので、私のアパートの環境なら全く問題なさそう。無理して無線で飛ばすより有線でつなげるのならセキュリティ的にもそちらのがいいでしょう。

英語だとこちらに詳しい説明がありました。

まだ調査する必要がありますが、以下のアダプターが結構使われているみたいです。
こっちのが安いですが、パッと見問題なさそうかな。

Motorola MOCA Adapter for Ethernet Over Coax, 1,000 Mbps Bonded 2.0 MoCA

少し値が張りますが、これでストレスを軽減できるのなら安いのでマルディグラ休みに検討したいと思います。

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